2024年版では手帳用紙が新しく「トモエリバーS」に
『ほぼ日手帳 2024』の大きなニュースは、手帳の用紙が変わること。実はこれまで本文用紙として使用してきた「トモエリバー」の巴川製紙所が紙を作ることを中止してしまったため、2024年版では三善製紙が新たに開発した「トモエリバーS」に変更している。
プレス内覧会で新しい用紙に試し書きすることができたのだが、より裏抜けがしにくくなった印象。同じ厚みでもより軽くなっているそうだ。
試し書き。上からボールペン、万年筆、ジェットストリーム、シャーペン。
裏写りをチェック。万年筆やジェットストリームでも影響は少なめ。
『ほぼ日手帳 2024』では英語版のラインアップがより充実。2023年版でカズンとweeksが増え、2024年版ではオリジナルとHONでも英語版が登場。しかも日々の言葉も日本語版と同じものを掲載している。英語を勉強したい人なら、手帳本体を英語版にして、日々の言葉を翻訳してみるのもいいだろう。
ほかにも、イラストレーター・アニメーターの可哀想に!氏が描く「おぱんちゅうさぎ」や10年目となった「MOTHER」シリーズ、パジャマの人気ブランド「PAMM」の手帳カバーなどもあり、2024年版も充実の『ほぼ日手帳』。人気の手帳は早々に売り切れてしまうので、9月1日の発売開始に向けて、早速、チェックしておきたい。
取材・文/綿谷禎子