マウス&キーボードやアーケードコントローラーを上回る使い勝手!? 今、ゲームプレイを快適にする機能が盛り込まれた「ゲームパッド」が人気だ。
取材協力:ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館
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機能豊富なゲームパッドはプロゲーマーも使用
ゲームパッドには、家庭用ゲーム機の純正コントローラーのほか、様々な機能を付加したサードパーティー製の製品もある。従来は快適に遊ぶための補助的な役割としての立ち位置だったが、ここ最近はeスポーツにおける存在感を増している。人気PCゲーム『Apex Legends』では、ゲームパッドを使用するプロゲーマーが増加。2023年6月に発売された人気格闘ゲームの最新作『ストリートファイター6』では、簡易操作モードが追加され、ゲームパッドの優位性が高まった。これらの要因を背景に、現在ゲームパッドの需要が急上昇、品薄状態が続いている。そこで最近格闘ゲームを本格的にプレイし始めた、DIME Gaming所属のRaitoが店頭を訪問。店員オススメのゲームパッドを試遊し、その実力を確かめてきた。
ゲームパッドとは?
両手で握るタイプのコントローラーを指す。家庭用ゲームハードの純正コントローラーは基本的にこのタイプだが、様々な機能が付与されたゲームパッドを各社販売している。
ゲームパッドならではの強み
【1】比較的安価で購入できる
PCゲーム用のゲーミングキーボードやマウスは、高い性能のものをセットで揃えようとすると5万円以上かかってしまう。また、格闘ゲームのプレイに特化したアーケードコントローラーも同程度の予算を要する。ゲームパッドはハイエンドなものでも3万円程度。1万円以下のラインアップも豊富なため、予算を低く抑えられる。
【2】軽量かつ小型で持ち運びが楽!
ゲームパッドは基本的に軽いうえ、両手で握れる程度のサイズ感。プレイ時に手が疲れないのはもちろん、バッグなどに入れてもかさばらず、持ち運びにも適している。
【3】どのハードでも使える!
昨今のゲームパッドは、PCや家庭用ゲーム機など複数ハードでの互換性を有しているものがほとんど。1台持っているだけで様々なゲームを遊び尽くせる。
ソフマップ店員 小柳津(おやいづ)さんが教えるゲームパッドの選び方
プレイしたいゲームジャンルで買う商品を決めましょう。FPSゲームの場合、スティックの操作感や背面ボタンが重要。格闘ゲームなら、十字ボタンの操作感やスティック操作を補助するガイドがあることを確認しましょう!
格闘ゲームを始めるならコレ!
HORI『ファイティングコマンダー OCTA』
6980円
8角ガイドのアナログスティックをはじめ、コマンド入力に特化した機能を多数搭載。格闘ゲーム向けに特化している。
6ボタン配置や十字キーがコマンド入力に最適!
天面の6ボタンを配置で、同時押しなどが簡単に。十字キーの感度調整も可能。
高精度・高耐久のホール効果センサー採用
GameSir『GameSir T4 Kaleid』
オープン価格(実勢価格約6400円)
クリアなボディーから見える基板がカッコいい!
磁気センサーを利用した非接触型のホール効果感知スティックを採用。高精度、かつ高耐久を実現している。マウスのようなクリック感のあるボタンも特徴的。
勝手にスティックが動き続けるドリフト現象が起こりづらく、FPSに最適だ。
ゲームに合わせて音を最適化!
Turtle Beach『RECON コントローラー』
8280円
トリガーの凹凸やグリップのラバーで滑らない!
Xboxの公認を受けたゲームパッド。トリガーボタンには凹凸加工がなされているほか、ハンドル部には独自の冷却ラバーグリップを装着。滑りにくくすることで操作性がより安定する。
イヤホン端子から聞けるゲーム音は、4種類のイコライザー機能によるカスタムができる。
トリガーの深さを調節可能!
Republic Of Gamers『ROG Raikiri』
オープン価格(実勢価格約1万3000円)
主張しすぎないデザインや光り方がセンス抜群!
スタイリッシュな見た目が特徴的。有線接続中は直線部とスティック周りが鮮やかに光る。背面の羽根のようなボタンは指が届きやすい構造。専用ソフトでスティックやトリガーの感度などを自由に調整できる。
背面のロックをONにすることで、トリガーの押し込みをボタンのように浅くできる。
取材・文/編集部
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