この酒に高速一瞬!カーツさとうのツマミ教室
第七発目「男の一本梅キュウ」
暑いすね~、もう。もう8月も終わろうってのに、日々ヘロヘロですよ。
こんな暑い日に飲みたいお酒として今回選んだのは『サッポロ 男梅サワー』でございます!
汗もダッラダラかいて塩分不足にもなるんで、そんな時にはこの『男梅サワー』ならではの塩分と酸味が、体を元気にもしてくれますよ!
↑サッポロ 男梅サワー/500ml缶。ウチの近所のスーパーで税込207円でした。
南太平洋のパラオでは、日本統治時代の名残りが変わった形で残ってて、ビールを呑むことを「ツカレトール」って呼ぶんだけど、今の日本で一番疲れ取るアルコール飲料は,この『男梅サワー』かもしれない。
で、この『男梅サワー』に合わせて食べるツマミですが、もうこんなに暑いと火を使った料理は辞めた方がいい。なにしろオレ、一週間くらい前に夕飯に炒め物作ってたら、ガス台の熱のせいでしょうね、炒めながら熱中症みたいな感じで気持ち悪くなっちゃった。どうにか根性で料理だけは完成させたんだけど、作った料理を食べる気すらおきなかったもん。
火を使うのも辞めた方がいいけど、とにかく簡単に出来上がるのが一番ですよ、いっつもこの連載の料理は簡単だけどさ。今回は連載史上もっともシンプルな料理を考えた。
かつ、この連載のコンセプトであるパンクな料理という意味でも連載史上最高ランク! なのに『男梅サワー』にピッタリな料理、それが『男の一本梅きゅう』だ!
『梅きゅう』ってくらいだからキュウリを使ってるんだけど、キュウリは体を冷やす作用もあるし、暑い時にはピッタリですよ。御託はこのくらいにして、今回はいきなり料理の完成写真を見ていただきましょう!
↑『男の一本梅キュウ』。その男らしく屹立したルックスを見よ!!
「オマエ、キュウリを一本、ただ立てただけじゃないか?」
そのようなご意見もございましょうが、ただのキュウリじゃございません。その証拠に今回の全試食材の写真を見ていただきましょう。
↑○きゅうり/1本。
○チューブの梅肉/一本使わないけど、とりあえず一本用意してください。
○ごま油/実際の使用量は4滴ほど。
※それと写真には写ってないけど、割り箸を用意してください。
この料理、簡単にいいますとキュウリの中に梅肉が仕込んであるんですよ。なんで、キュウリを手に持って上からバリバリと丸かじりしていけば、いわゆる『梅きゅう』の味を堪能できる仕組みになっております。