DIME MAGAZINE
AI与信管理サービスを提供するアラームボックスは、1万410社を対象に、2023年上半期にSNS等インターネット上で投稿された各企業に関連する口コミや評判の中から悪評・クレームを抽出。
「2023年上半期 インターネット上で悪評・クレームが多い上位15業種」をカウントダウン形式で発表した。
悪評・クレームが「EC・小売」「美容」「宿泊」に関連する業界に集中
ネット上に存在する悪評・クレームの投稿について調査したところ、悪評・クレームが「EC・小売」「美容」「宿泊」に関連する業界について集中していることがわかった。
これらの業界について、頻出単語を抽出し、ワードクラウドとして可視化した。また、調査結果詳細では、今回の調査でランクインした上位15業種を業界ごとに分類し、クレームの内容を分析・考察した。
EC・小売を行う業種が10位以内に6業種ランクイン
顧客との接点が多いEC・小売を行う企業に対してのクレームが多い傾向にあることから、上位10位以内に6業種がランクインした。最頻出単語は「商品」であり1200回以上使われていた。
その他は、「購入」「残念」「対応」「発送」といった単語が続き、商品に関するクレーム以外では、ショップの対応や配送関連のトラブルについての言及が頻出している。
美容に関連する業界では「施術」に対する口コミが最多
エステサロンや美容クリニック、化粧品の製造販売など、美容に関連する３つの業種がランクイン。最頻出単語は「施術」であり、次点で「予約」となった。
エステや美容院、クリニックの施術に関する口コミや、予約の取れにくさに対する口コミが多く発生している。
宿泊業に対するクレームのうち半数が「部屋」に関して言及
コロナ禍が収束する中で、需要が増加している宿泊業が10位となった。最頻出単語は「部屋」であり、宿泊業のクレームの約半数が部屋について言及していた。
他には「残念」「ホテル」「風呂」「朝食」「食事」といった単語が頻出しており、口コミ上では、部屋や風呂、食事についてのクレームが多く発生している。
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