クルマの車内を緊急避難場所として整備する
そこで四つ目の対策として、わが家はエアコンが効き、スマートフォンのPD(パワーデリバリー)充電ができ、ラジオ、TVで情報収集もできるクルマ(以前はミニバン、今はステーションワゴン)を”マイ避難所”として活用できるようにしている。ワゴンだから後席を倒せばフルフラットスペースを出現させることができ(最大大人2名分の就寝が可能)、あらかじめ断熱クッションマットを敷いてあり(車内の静粛性にかかわる遮音効果も期待できる)、枕、ブランケット、水、簡易トイレ、愛犬用品などをラゲッジルームの二層の床下スペースに忍ばせている。常にガソリン満タン近くを心がけているのはもちろんだ。3.11東日本大震災の際、近所のガソリンスタンドも被災し、普段段通り給油できるので1カ月近くかかった経験からだ。”状況が許せば”愛犬とともに被災地外の愛犬同伴型宿泊施設に一時避難として移動する手段としても、クルマは不可欠と言っていい。
愛犬とのプライベートな避難場所としては、理想はキャンピングカーだが、所有するハードルは低くない・・・。