転職・求人情報サイトなどを運営するビズヒッツでは、全国の男女500人を対象に「自分を客観的に見る方法に関する意識調査」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
仕事をする中で自分を客観的に見ていると思う人は63.8%
全国の男女500人に「仕事をする中で自分を客観的に見れていると思いますか」と聞いたところ、「とても見れている」「まあ見れている」と答えた人は合わせて63.8%となった。
自分を客観視する力があると、自分が抱えている矛盾点に気づいたり、同僚や取引相手と冷静に付き合うことができるはずだ。
自分を客観視できずに仕事で失敗した経験がある人は52.0%
続いて、「自分を客観的に見れないことが原因で仕事で失敗した経験があるか」を聞いた。
その結果、「よくある」「たまにある」と答えた人が合わせて52.0%と、半数を超える人が「客観視できないことによる失敗」を経験しているとわかった。
失敗したことのある人が「自分を客観的に見れていない」と答えた人の数より多いことから、普段は客観的に見れている人のなかにも、たまに客観視できずに失敗してしまう人もいることが推察できる。
自分を客観視できずに起きた仕事の失敗1位は「人間関係・連携がうまくいかない」
「自分を客観的に見れないことが原因で起きた仕事の失敗」1位は「人間関係・連携がうまくいかない(106人)」。2位「ミスが発生した(38人)」、3位「積極性がなくチャレンジできない(35人)」、4位「スケジュール通りに進まない(28人)」と続く。
「人間関係・連携がうまくいかない」と答えた人が多く、客観視できないことで周りとの関係に問題が起きやすいことが判明。
また、「ミス」「仕事の遅れ」「感情的に対応をしてしまう」といったことも、周囲との関係が悪くなる原因になる。客観視できないことは、自分だけの問題にとどまらず、周囲にも影響を与えるようだ。