小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

退職者が選ぶ「辞めたけど良い会社」ランキング、3位アクシスコンサルティング、2位ケンブリッジ・テクノロジーズ・パートナーズ、1位は?

2023.08.28

転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワークから、退職者が選ぶ「辞めたけど良い会社ランキング」【中小ベンチャー企業編】が発表されたので、概要を紹介して行きたい。

今回の調査レポートでは、OpenWorkに投稿された社員クチコミのうち「退職者」による評価に着目。退職者が選ぶ「辞めたけど良い会社ランキング」【外資日系別】に続き、従業員数が300人未満の企業に限定して退職者からの評価が高い企業を集計した。

大企業とは異なり、少人数精鋭の環境だからこそ感じられる成長環境や働きがいなどについて、OpenWorkに寄せられた社員の声と併せて考察していく。

退職者が選ぶ「辞めたけど良い会社ランキング」【中小ベンチャー企業編】

経営層との距離が近い、少人数精鋭の環境だからこそ得られる成長実感

退職者が高く評価している、従業員数300人以下の企業=中小企業・ベンチャー企業、として集計した今回のランキング。1位はスカイライト・コンサルティング、2位はケンブリッジ・テクノロジーズ・パートナーズ、3位はアクシスコンサルティングという結果になった。

ランキング30社中6社がコンサルティング業界の企業、4社がSler関連企業、その他飲食やアパレル、人材、インターネットとサービス系企業はバリエーションに富んだ業種からランクインしていることがわかる。

退職しているにも関わらず、前職の会社を高く評価するのはどのような理由なのか。TOP30の企業に投稿された社員クチコミや評価スコアを見渡してみると、新卒入社者よりも中途入社者による投稿が比較的多いという特徴があった。

また、ランキングTOP30の各評価項目の平均スコアを見てみると、以下のような結果となった。企業規模を問わない退職者評価の全体平均スコアと比較すると、総じてTOP30企業のスコアは高いが、中でも「社員の士気」「20代成長環境」「人材の長期育成」「NPS(※)」のスコアは1点以上の、「風通しの良さ」は1点近くの差をつけて高評価となっている。

※ ネットプロモータースコア:あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」という質問に0~10点で回答するもの。

OpenWorkに投稿された中小企業・ベンチャー企業の退職者による社員クチコミ

「社員みんなで会社を作っていこうという風土があり、コンサルタントという職種とも相まって、社員の自主的な会社の仕組み作り、制度作りが積極的に行われていました。(コンサルタント、男性、スカイライト コンサルティング)」

「『全社利益』『顧客貢献』を重んじる文化が浸透している。社内の顔色をうかがうのではなく、常にマーケット・顧客視点を貫くことが経営だけではなく現場まで浸透している為、大企業出身の自身にとっては良い意味でとてもギャップがあり、心地良い環境であった。(キャリアアドバイザー、男性、アクシスコンサルティング)」

「働いているうちに会社が大きくなり、社員が増えるのは見ていて楽しかった。これが働きがいだともいえる。(開発部、男性、フィードフォース)」

「経営・マーケティング・エンジニアリングの距離がとても近い。手触り感をもってプロダクト成長させている実感がとてもある、学びもある。(事業開発、男性、キャンバス(情報サービス))」

「組織体制はフラットであり、誰しもが意見を言える環境が整っていて素晴らしいと思います。縦割りの組織ではなく部門を跨っての意見も活発であり、透明性が高い組織だと感じておりました。(エンジニア、男性、サーバーワークス)」

「正直な経営を行っている。嘘をつかない。これに関しては非常に強く社員間で共有がなされており、特に社内の賞罰に関しては全社で即共有する動きがある。(店長、男性、ハブ(飲食)」

自社で培った経験を糧に他社でも活躍できる人材を育成、送り出す企業文化を構築

新卒一括採用・終身雇用が前提だった時代には、「退職者=裏切り者」といった言葉を投げかける企業もあったという。

しかし、昨今では一部の企業で退職者を再雇用する「アルムナイ(卒業生)採用」を活用する動きもあり退職者とのつながりを重視する企業が増えている。

長い時間をかけて育てた社員や苦労して採用した社員が辞めてしまうことは企業にとって大きな損失だが、今後ますます人材の流動性が高まることが予測されるなか、他社への転職を避けて通ることはできない。

自社で培った経験を糧に他社でも活躍できる人材を育成し、送り出すことができる企業文化を構築することは、長い目で見れば自社にとってプラスに還元するのではないだろうか。

関連情報
https://www.openwork.jp/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。