気にする一方で、半数以上が「ケアは何もしていない」
続いて、「ほうれい線を目立たなくするために何をしているか?」を聞いた。
その結果的、半数以上の人が「特に何もしていない」(54.7% )と回答したが、「保湿やUVケア」(22.1%)、「セルフマッサージ・エクササイズ」(15.2%)、「(笑う・話すなどで)表情筋を豊かにする」(13.6%)、「ほうれい線に良いとされる化粧品」(13.5%)など自分自身でできる方法や「エステや美容鍼」(3.4%)、「(ヒアルロン酸注入など)外科的治療」(3.1%)など専門家に頼る人もわずかながらいた。
ほうれい線の原因と解消法 株式会社R’VIVO代表 フェイシャルレメディデザイナー 岩崎るみ氏
ほうれい線の一番の原因は加齢です。従って、歳を取るごとに深くなり目立つようになります。これは、(1)表筋肉の衰え、(2)皮膚のたるみが原因です。
表情筋の動きが悪くなると表情が乏しくなるため、ほうれい線は深くなります。また、肌の弾力がなくなってきて、たるんだり落ちたりするとほうれい線は目立ちます。
ほうれい線は、表皮のシワと異なり筋肉の溝です。ほうれい線(筋肉の溝)が影響している表皮のシワを放置していると深いシワになってしまうため、表皮のシワもケアしていくことは大事です。
つまり、筋肉と肌の両方をアプローチしていかないとほうれい線の解消はできません。ほうれい線はシワではないため、引っ張ったり、ウニャウニャ口元を動かしたりすることは逆効果。感情を豊かに持っていくことが非常に大事です。
笑いジワができるのがイヤだからといって笑わないのはとてもマイナスなこと。自分の気持ちで表情筋が動かせられるよう自分の感情をコントロールできるようになればベストです。
感情を動かして、表情筋を動かすエクササイズでシワをできにくくしましょう。また、良質なタンパク質やビタミンを摂り、皮膚の真皮層のコラーゲンやエラスチンをきちんと育てていくことや、老化しないように保湿やUVケアなどのスキンケアをすることで、シワを減らしていきましょう。
調査概要
調査期間/2023年8月10日
調査手法/インターネット調査
調査対象/25歳以上55歳未満の女性全国
有効回答者数/999人
調査機関/Freeasy
構成/清水眞希