家電は、電材(コンセントやスイッチ)がなければ動かない!そこで世界に進出しているパナソニックの電材などを例に、国によって異なる形と好みを紹介しよう。
日本
インテリアの一部に進化[プラグ/Aタイプ]
日本では、電材を〝目立たない〟ようにするのが一般的。近年ではアクセントクロスを張る人も増えたことから、パナソニックが写真の『SO-STYLE』を発売した。
タイ
日本と逆で横長に取り付ける[プラグ/A、B、C、Fタイプ(IEM)]
取り付け向きが日本と異なり、横長。スイッチはオン/オフを明確に感じる上下シーソー式が好まれる。近年、デザイン性が高いモデルも増えている。
トルコ
豊富なラインアップを展開[C、Fタイプ(IEC)]
色に加えて、屋外型やホテル仕様など豊富なラインアップが展開されている。中には金色をあしらう豪華なものも。近年ではIoT対応の電材の需要も増えている。
インド
電材需要が急伸!![プラグ/C、D、Mタイプ(IEM)]
『ROMA』と記されているが、インドの電材。地域や職業、所得により大きく暮らしぶりが異なるが、近年では中間層が増え、IoT配線の需要も増えている。
サウジアラビア
伝統的デザインが好み[プラグ/Cタイプ]
多様な人種が暮らす国の中で、高級住宅に住む富裕層は伝統的なデザインを好む傾向にある。プレートは正方形が主流で、写真は一般住宅向けのもの。
インドネシア
地域によって形状が異なる[プラグ/A、B、C、Fタイプ(IEM)]
民族、言語、宗教が多岐にわたる国のため、地域によって配線器具の形状、コンセントのタイプが異なるのが特徴。写真はジャカルタなどで使われるCタイプのプラグ。