車の点検や修理を出す時に事前に確認すべきこととは?
車を点検や修理に出す時は、事前に見積もりを取って、所要日数・時間などを確認しましょう。事前に見積もりを出してもらうことで、想定外の出費(不当な請求)を防ぐことができます。
また、点検や修理をしている途中で追加の整備や部品交換が必要になった時は、追加作業を開始する前に連絡してもらい、追加整備の内容をしっかりと聞き、見積書をメールなどで送ってもらってから作業を始めてもらうようにしましょう。
もし、「メーカー保証や保険が適用できるので」と言われたとしても、どの部分に、どのような不具合が発生しているのか聞くようにしてください。内容をしっかりと聞いて、わからないことはその場で質問し、見積書を送ってもらってから、追加整備や修理を実施することが不当な請求を防ぐことに繋がります。
不当な整備や請求を防ぐためには証拠を残しておくことが大切
不当な整備や請求を防ぐためには、証拠を残しておくことが重要です。
これまで解説してきたように、事前に見積もりを取ることで予想以上の出費や不当な請求を防ぐことはできます。ただ、見積もりの段階で不正をしていて、正規の金額となっていない場合は、その不正を見抜くのが難しいです。
そのため、車の板金や修理の依頼をする時は、見積もりを出す前に修理予定箇所の写真を撮り、複数の業者におおよその概算を算出してもらいましょう。
証拠となる写真が残っていていれば、どこを修理したのか見直すことができます。また、複数の業者の見積もりがあると、修理の相場がどのくらいなのかがわかるため、不当な請求を未然に防ぐことができます。
不当な見積もり・修理・請求を防ぐためには、画像や書類などの証拠を残しておくことが重要だといえるでしょう。
文/齊藤優太