象印マホービンは、総庫内容量23Lの少人数世帯向けオーブンレンジ「EVERINO ES-JA23」を9月11日に発売する。価格はオープン。直販価格は71,280円。
「EVERINO ES-JA23」は、2022年に発売した「EVERINO ES-GT26」に続く、「EVERINO」シリーズ製品。
「EVERINO ES-GT26」は、同社が17年ぶりに発売した電子レンジで、開発にあたり、ユーザーの「温めムラを感じる」「なかなか機能を使いこなせない」といった不満点を解決するため、温めムラを抑える加熱方法の開発や、レンジ機能からグリル機能への自動切り換えで調理時間の短縮や調理性能(おいしさ)の確保を実現。
さらに、お手入れのしやすさや使いやすさも重視し、「本当に使ってもらえるオーブンレンジ」を目指して開発したという。
今回登場する「ES-JA23」は、そんな「EVERINO」に込められている「まいにちの、みんなの、とことん使えるオーブンレンジ」という思いとそれを実現する本質機能は搭載しつつ、増加傾向にある単身世帯・核家族世帯をターゲットにした、総庫内容量23Lのモデルとなる。
「ES-JA23」では、もちろん「EVERINO」の特徴である「芯までレジグリ」「全方位あたため うきレジ」「揚げ物 サクレジ」の3つの機能を搭載。
「芯までレジグリ」では、レンジとグリルを自動で切り替えることで、時短で本格調理を実現。レンジ機能で、食材の芯まですばやく熱を通し、その後、自動でグリル機能に切り換えることで、食材の表面にこんがり焼き色を付けておいしく仕上げることができるのだ。
しかも、角皿はマイクロ波を透過する陶磁器(セラミック)製なので、レジグリ機能を最大限に活かすことが可能。また、メニューに合わせた「焼き色」調整もできる。
「全方位あたため うきレジ」では、付属のボウルを庫内で浮かせて調理することで、食材の上部と底部の加熱ムラを抑えた全方位加熱を実現。しっかりと味のしみこんだおいしい料理が時短で仕上がる。
そして、「揚げ物 サクレジ」では、レンジ加熱で中を温め、グリル加熱で衣をサクサクに焼き上げるので、惣菜の揚げ物も短時間で揚げたてのようなおいしさに仕上げることができるのだ。
さらに、1,000Wインバーターや赤外線センサーも搭載。1,000Wインバーターで素早くあたためられるうえ(1,000Wでの連続運転時間は最大3分間)、赤外線センサーにより自動調理では食材の温度を正確に検知し、温めムラを抑えることができるのだ。
加えて、奥行45cmのコンパクト設計なので、カップボードにもすっきり収納することが可能。操作のしやすい「ダブルダイヤル式」と「白黒反転液晶」を採用し、庫内のにおい・汚れを高温で分解する「脱臭」機能も搭載する。
外形寸法は幅478×奥行398(ハンドルなどを含む最大奥行寸法は453)×高さ349mm。庫内有効寸法は幅363×奥行310×高さ175mm(間口39mm)。質量は約16.5kg。カラーはスレートブラックとホワイトの2色を用意する。
↑「EVERINO ES-JA23」(スレートブラック、ホワイト)
このほか、同社では、「ES-GT26」の後継機種である、総庫内容量26Lの「ES-GU26」も9月1日に発売。価格はオープンで、直販価格は76,780円。
外形寸法は幅478×奥行399(ハンドルなどを含む最大奥行寸法は454)×高さ370mm。庫内有効寸法は幅378×奥行309×高さ201mm(間口40.5mm)。質量は約17.5kg。カラーはスレートブラックとホワイトの2色で展開する。
↑「EVERINO ES-GU26」(スレートブラック、ホワイト)
製品情報
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/oven_range/everino/
構成/立原尚子