オーディオ機器の製造・開発を手がける香港発のブランド、OneOdioは同社が展開するOpenRockブランドから、耳を塞がないオープンイヤ型ワイヤレスイヤホン「OpenRock Pro」を発売した。
OpenRock ProはOpenRockが初めて発売するワイヤレスイヤホンであり、革新的な「OpenRock TubeBassテクノロジー」を採用したことで、他の骨伝導型やオープンイヤ型の製品と比較しても、臨場感あふれる音質を実現しているという。市場想定価格は1万8480円(税込)。
ランニングなどのスポーツに最適な完全ワイヤレスイヤホン
OpenRock Proは耳をふさがない「オープンイヤ型」の完全ワイヤレスイヤホン。従来のイヤピースを耳に入れるイヤホンと異なり、耳の穴を塞がないで音を届けるため圧迫感や閉塞感なく、快適な装着感を実現している。
また周囲の環境音も聞き取りやすいため、ランニングやジョギングといったスポーツの際にも最適なワイヤレスイヤホンでもある。
従来こういった耳をふさがないイヤホンでは、骨伝導型の製品も登場しているが、音質の面では通常のイヤホンに比べて劣る場合もあった。
これに対してOpenRock Proは16.2mmのダイナミックドライバーと、独自開発のTubeBassテクノロジーの採用で、迫力のある低音とクリアな高音の両立を実現。
同社では、臨場感あふれるサウンドをオープンイヤ型でありながら再生することができると説明している。
耳への負担を抑えて優れたフィット感を実現
OpenRock Proは、耳に本体を引っ掛けるだけで装着できるワイヤレスイヤホン。そのため、耳への負担を他のイヤホンに比べて軽減することが可能だ。
調整可能なシリコンバンドがフック部分にはついており、メガネを掛けている人であっても、ランニングといった激しい運動でも揺れを最小限に抑えることができ、長時間つけていても耳が痛くならないフィット感を実現しているという。
シリコンバンド部分で調整が可能
バッテリー持続時間は46時間の長時間再生を実現
OpenRock Proは100mAhの大容量バッテリーを搭載。音楽再生や通話時に最大19時間の連続再生時間を確保している(70%の音量での再生時)。
さらに付属の充電ケースを組み合わせることで、合計最大46時間のバッテリー持ちを実現。また、わずか5分の充電で1時間の再生が可能な急速充電機能も搭載している。
世界初の独自技術OpenRock TubeBassテクノロジーで、オープンイヤ型の常識を超える音質を実現
OpenRock Proは独自開発した音響技術「TubeBassテクノロジー」を採用。特にオープンイヤ型イヤホンで表現力に課題のある低音域について、他製品の2倍ものサウンドレベルを獲得。
また、左右それぞれに16.2mmの大口径ダイナミックドライバーを採用したことで、歪み率を1%未満に抑えた透明感のある豊かな音質を実現した。
音漏れを最小限に抑える特殊設計で、周りを気にせずに音楽を楽しめる
OpenRock Proは2つのパイプの特殊設計を採用することで、音波を打ち消し音漏れを最小限に抑えることが可能。静かな場所で音楽を聴くときも、電車内のような場所でも、もしくは通話をしているときも周りを気にせずに楽しめます。
汗や雨に強いIPX5の防滴設計
IPX5の防水性能を持つことで、汗やほこり、湿気のある環境でも問題なく利用可能。OpenRock Proはスポーツやフィットネス、ランニングの際の最適なトレーニングのバディになるはずだ。
汗で汚れてしまった場合でも、利用後に水で洗い流すことで清潔な状態でイヤホンを利用できるのも魅力。
Qualcomm製のチップとapt-X対応で高い接続性を実現
OpenRock ProはBluetooth機能についてQualcomm製のチップを採用。高音質、かつ、低遅延、高い接続性を実現したBluetoothコーデックであるaptXに対応しており、高い情報量を維持したまま映像や音楽再生を楽しむことができる。
OpenRock Proの主な仕様
ドライバー/16.2mmダイナミックドライバー
Bluetoothコーデック/apt-X、AAC、SBC
周波数帯域/20Hz~20Khz
防水性能/IPX5
バッテリー駆動時間/19時間(イヤホンのみ)、46時間(充電ケース利用時)
※5分間の充電で1時間の連続再生
満充電時間/1.5時間
充電端子/USB Type-C
入力電圧/5V 400mA
Bluetooth伝送方式/A2DP、AVRCP、HFP、HSP
重量/13g(単体)、90g(セット)
関連情報
https://www.openrock.com/ja/products/openrock-pro
構成/清水眞希