ガーデニングやベランビング、キッチンなどで花やハーブを育てるときに欠かせないのが、水をやるためのじょうろ。大きさや水の注ぎ口など、目的によって適したさまざまなタイプがある。軽くて手軽な、ガーデニング初心者にも使いやすいダイソーのじょうろを紹介しよう。
たっぷり入る組み立て式じょうろ
じょうろは、水やりが必要な面積や、植物が必要とする水分量を加味しながら容量を選ぶ。水やりの途中何度も水を汲みに行かなければいけないのは面倒という場合は、容量が多いタイプを選ぶといいだろう。
こちらの「じょうろ(4.0L)」は、たっぷり4L入れることができる。これより大きいサイズのものは、水やりをするときに重くなり、個人的にはこれくらいまでの大きさがいいのではないかと感じている。
サイズは大きいが、組み立て式のため、購入して持ち帰るときに不便は感じない。
パーツの組み立ては、しっかり差し込むようにとの注意事項があるだけで簡単だった。
水の粒が落ちる面積が広いため、広いエリアに水やりするのによさそうだ。
■商品詳細
商品名:じょうろ(4.0L)
価格:330円(消費税込み)
原産国:中国
材質:本体 ポリエチレン/ノズル ポリプロピレン、ステンレス鋼
サイズ:16cm×56cm×19cm
取っ手が可動する組み立て式じょうろ
じょうろは、使うときはいいが収納時にかさばるのが気になる。「組み立て式ジョウロ(2L)」は、ハンドル部分が可動することで、コンパクトに収納することができる。組み立て式で、パーツは本体の中に入れて収納が可能だ。
散水時に水が広がる範囲が広すぎないため、コンパクトなスペースでの水やりにも便利。使用しないときに収納がコンパクトにできることでも人気になっている。
■商品詳細
商品名:組み立て式ジョウロ(2L)
価格:220円(消費税込み)
原産国:日本
材質:ポリプロピレン、ポリエチレン
サイズ:41cm×13cm×22.2cm
コンパクトサイズのじょうろ
もっと手軽なじょうろを探しているなら「フレンチジョーロ 1.2L」がおすすめ。窓際やベランダ、キッチンなど、広い範囲でなければ、手軽に水やりができる。
組み立てる必要もなく、そのまま使えるサイズ。コンパクトではあるが、散水はしやすく、広範囲でなければ、1.2Lも入れば十分なのではないだろうか。
■商品詳細
商品名:フレンチジョーロ1.2L
価格:110円(消費税込み)
原産国:日本
材質:ポリプロピレン、ポリエチレン
サイズ:9.5cm×33cm×15cm
キッチンでも使いやすい水差し
じょうろを使うほどではないキッチンなどで育てているハーブへの水やりには、水差しが便利だ。コンパクトであることと、水が広がらないの点が、コンパクトサイズの鉢には最適。
先端が、蓮の実のような穴の集合体になっていないので、水やり時はやさしく注ぐように注意が必要。
水流が特別強いということではないため、水量を調節しながら水やりしよう。
■商品詳細
商品名:水差し(800mL)
価格:110円(消費税込み)
原産国:中国
材質:ポリエチレン
サイズ:27cm×8cm×12cm
ペットボトルがじょうろになる便利なキャップ
じょうろを準備するほどではないが、屋内の観葉植物やキッチンでちょっとだけ水やりをしたいなら、「ペットボトル用 使い分けジョウロ」が便利だ。じょうろという名前が付いているが、じょうろ本体ではなく、ペットボトルに付けるじょうろの先端の形状をしたキャップだ。
シャワータイプと水差しタイプの2種類がセットになっている。シャワータイプは、ひまわりのようでかわいい。
小さな鉢などに水やりするのにぴったりで、ペットボトルを強く押せば、少し水流が強くなる。
シャワータイプは、小振りのじょうろと変わらない印象。じょうろの収納が場所を取るのが気になるなら、手軽に使えるこれだけ準備しておけば十分なのではないかと感じた。ただ、ペットボトルには多数の種類があり、輸入品のペットボトルや国内の一部の製品ではフィットしない場合があるため、使用前に確認したい。
■商品詳細
商品名:ペットボトル用 使い分けジョウロ 2種類
価格:110円(消費税込み)
原産国:中国
材質:ポリエチレン
サイズ:直径2.8cm
じょうろは、容量や形、散水の範囲など、実際に使う場所によって選ぶ種類は異なる。ダイソーには、このほかにもブリキ調タイプなど、おしゃれで便利なじょうろがラインアップされていた。手軽なガーデニングアイテムとして要チェックだ。
・ダイソー
https://www.daiso-sangyo.co.jp/
撮影・文/林ゆり