亀田製菓は、1986年の発売以来、長年にわたって多くの世代の人たちから親しまれてきた『ぽたぽた焼』を、8月上旬からリニューアルする。
人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんが『ぽたぽた焼』の象徴でもある「おばあちゃん」を親しみやすくリニューアル
1986年に発売した『ぽたぽた焼』は、濃厚なさとうじょうゆの甘じょっぱさとサクサクとした軽い食感で子どもでも食べやすいことから、親子をつなぐコミュニケーション菓子としてこれまで幅広い世代に親しまれてきた。ちなみに余談だが、DIMEが創刊したのも1986年である。
発売当初からパッケージに佇む「おばあちゃん」は商品の象徴として多くの人に認知され、昨今ではSNSでも話題に上がるなど、世代を超えて根強い人気を誇っている。
発売から38年目となる『ぽたぽた焼』は、これまでも時代に合わせて味やパッケージを改良・変更してきたが、発売当時の子どもだった人が自身の子どもを持つ親世代となり、三世代に渡って認知される商品となった今でも、おいしさはもちろん『ぽたぽた焼』の世界観がもたらすノスタルジーや温もりを維持してきた。
そこで今回は、新しい時代の家族にも進化し続ける『ぽたぽた焼』を楽しんでもらいたいと考え、パッケージをリニューアルすることに。
今回のパッケージリニューアルでは、古くから子どもの成長と共に親子の絆を育んできたコミュニケーションである絵本の読み聞かせに着想を得て企画がスタートした。
多くの絵本作家の中でも、子どもならではのユーモアのある視点から描かれる作品により、親子から高い共感を集める人気絵本作家のヨシタケシンスケさんに作画を依頼。
静かに子どもたちを見守りながらおせんべいをぽたぽた焼く「おばあちゃん」の姿から、顔を上げて「ぽたぽたしちゃう?」と優しく語りかけながらチャーミングに微笑む表情で、思わず会話したくなるような親しみやすい「おばあちゃん」へ新たに描き起こしてもらった。
また「おばあちゃん」を囲むように『ぽたぽた焼』を食べる親子や少女、「おばあちゃん」に興味津々な親子の姿も作画してもらい、『ぽたぽた焼』を囲む現代の家族像を表現した。
裏面の「ぽたぽたおばあちゃんのちえ袋」もリニューアル
今回のパッケージリニューアルに合わせて「ぽたぽたおばあちゃんのちえ袋」もリニューアル。ヨシタケシンスケさん作画の「おばあちゃん」が昔ながらの知恵や現代のライフハック、なぞなぞクイズを紹介していく。
『ぽたぽた焼』を食べながら読んでほっこりしたり、なぞなぞの答えを親子で一緒に考えたりするなど、家族のコミュニケーションコンテンツとしてぜひ楽しんでほしい。
製品概要
さとうじょうゆをぽたぽた、ぽたぽた。くちどけのよい、サクサク食感がやさしいおばあちゃんのぽたぽた焼。
品名:20枚 ぽたぽた焼
発売日:8月上旬より順次切り替え
価格:ノンプリントプライス(参考小売価格 210円前後)
販売地域 / 販売チャネル:全国のスーパーマーケットなど
ヨシタケシンスケさんのプロフィール
2013年に初の絵本『りんごかもしれない』を出版。10年目を迎え、絵本の累計発行部数は600万部。
受賞歴
・MOE絵本屋さん大賞第1位(過去7度受賞)
・第61回産経児童出版文化賞美術賞
・2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞
関連情報
https://www.potapotayaki.com/
構成/Ara