最近話題になっている進化系クロワッサンの「クロワッサンロール」。クロワッサンから発展したスイーツは外れなくおいしい(個人的な感想です)。
クロワッサンがドーナツ化した「クロナッツ」、ワッフルになった「クロッフル」、マフィンに進化した「クロフィン」など、クロワッサンと何かを掛け合わせたハイブリッドスイーツは、これまでにも色々と登場している。
現在注目の「クロワッサンロール」とは、一体どのようなスイーツだろうか?
「クロワッサンロール」とは?
「クロワッサンロール」はニューヨークで昨年から話題になっているハイブリッドスイーツだ。NYでは「supreme croissant(シュプリームクロワッサン)」や「new york roll(ニューヨークロール)」と呼ばれている。
InstagramなどのSNSをチェックするとたくさんの投稿が見られ、海外でも現在もその人気は衰えていない様子。そんなクロワッサンロールは、日本にも進出している。
クロワッサンロールは、クロワッサン生地をうずまき状の円形にして焼いたものだ。その中にクリームなどのフィリングが入っているものもあれば、表面をアイシングやチョコレートでコーティングしたものもある。見た目にも華やかで映えるスイーツだ。
これまでにもヒットしてきた進化系クロワッサンである上に、インスタ映えもするとあれば、日本でも流行らない理由はなさそうだ。
「クロワッサンロール」はどこで買える?
クロワッサンロールは、日本では「クロワッサンロール」、「ニューヨークロール」、「デニッシュロール」などの名前で販売されている。
現在は、多くのベーカリーで見かけることができ、最近ではコンビニでも販売されていた。
完売続出!BOUL’ANGE(ブール アンジュ)の「デニッシュロール」
クロワッサンロールを販売しているベーカリーのひとつ、「BOUL’ANGE(ブール アンジュ)」に話を聞くことができた。
ブール アンジュは、北は北海道から南は福岡まで、現時点では15店舗を展開しているブーランジェリーである。ここでは「デニッシュロール」という名前でクロワッサンロールを販売している。
ブールアンジュの「デニッシュロール」とはどのような商品なのだろうか?
「4mmの厚みを27層で仕上げてデニッシュ生地の中に、カスタードや自家製チョコ・ピスタチオクリームをたっぷり絞り仕上げた新感覚スイーツパンです。
トレンドのクリームを使った商品を開発する際、人気商品のクイニーアマンとクリームを掛け合わせたパンを検討していました。様々な試作を経て、オリジナルのデニッシュ生地の中にクリームを入れた進化系スイーツパンとして誕生しました。
丸っこいフォルムの可愛らしさ、そしてデニッシュ生地と自家製クリームの味のバランスが取れているところが当店のデニッシュロールの魅力です」(ブールアンジュ広報担当)
お客様からの反響を聞くと、「連日完売しており、全店においてお客様からの問い合わせも多い人気商品です」とのこと。
進化系クロワッサン「デニッシュロール」のお味は?
進化系クロワッサン好きの筆者だが、まだクロワッサンロールは未体験。この機会に、最寄りのブールアンジュで「デニッシュロール」を購入。さっそく持ち帰っていただいた。
ショップにはチョコレート、カスタード、ピスタチオがあり、トングでピスタチオをひとつ選ぶとしっかりとした重みを感じた。密度の高い生地と、中にフィリングが入っていることによる重さだろう。
持ち帰りで購入し、いざ実食!
表面がサクサク、中はしっとりかつ、密度の高いデニッシュの生地に、ピスタチオのフィリングがたっぷり詰められている。フィリングは濃厚でありながら少しふわっとした質感で、甘過ぎず生地によく合う。一部にかかっているコーティングも、アクセントになっている。
みっちりと密度があったので、「食べきれるかな」と不安に思ったが、食べやすく一瞬でペロリ。これはカロリーのことは考えずに、ぜひリピートしたいスイーツ。手土産にも喜ばれること請け合いだ。
取材協力/BOUL’ANGE(ブール アンジュ)
文/まなたろう