雄大な自然と豊かな食材が魅力の北海道。同エリアに居住する人からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街はいったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<北海道版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<北海道版>」として発表した。
同満足度調査は、2019年~2023年の期間、北海道に居住する20歳以上の男女合計36,016名を対象に集計している。
住みここち(駅)ランキングトップは、4年連続で円山公園
住みここち(駅)ランキングにおいて、1位は4年連続で、円山公園となった。円山公園・北海道神宮などの緑地が揃っている一方、駅直結の商業施設や飲食店が多く、生活に便利な環境が整っている。
2位は、札幌市電の中央図書館前A(石山通・中央図書館前・電車事業所前・ロープウェイ入口を統合)で閑静な住宅街だ。3位は桑園で、北海道大学の農場や札幌競馬場などがあり、駅前にはイオンや各種病院などが揃っている。
住みここち(自治体)ランキングトップは、2年連続で上川郡東川町
住みここち(自治体)ランキングでは、上川郡東川町が、昨年に引き続き2年連続で1位となった。景観条例を制定し、子育て・起業化支援にも力を入れ、独自の町づくりを推進し、全戸が豊かな地下水で生活する全国でも珍しい上水道がない町だ。
2位も2年連続で、旭川市・東川町に隣接するベッドタウンの上川郡東神楽町、3位も2年連続で札幌市中央区となった。8位には、十勝平野のほぼ中央に位置する河東郡音更町が、昨年11位からランクアップしてトップ10入りしている。
住みたい街(駅)ランキングトップは、5年連続で札幌A
住みたい街(駅)ランキングでは、JR函館本線の「札幌」と地下鉄東豊線の「さっぽろ」を統合した札幌Aが、12.2%の極めて高い得票率で5年連続1位に輝いた。2位は、3年連続で函館となった。3位~5位の駅も、連続でランクインとなっている。
住みたい街(自治体)ランキングトップは、5年連続で札幌市中央区
住みたい街(自治体)ランキングでは、札幌市中央区が、6.0%の高い得票率で5年連続1位に輝いた。2位は2年連続で東京23区となった。3位~5位の自治体も、順位の変動はあるものの昨年と同じ顔ぶれとなっている。
このほか、街の住みここちランキング、駅と自治体の因子別TOP5は以下の結果になった。
構成/こじへい