オープンAI「 ChatGPT」をメインに企画書の作成で利用する際のポイントから、「Bing」や「Bard」といったほかの関連サービスとの違いも徹底検証した超実践的な電子書籍「仕事に役立つ!ChatGPT超実践マニュアル」から一部抜粋し、日本語対応の生成AIのうち、オープンAIのChatGPT、マイクロソフトのBing、グーグルのBardという主要サービスを比較。それぞれの特徴と回答の違いについて、使ってみた感想とともに紹介する。
質問内容(6)経費精算に役立つテンプレートを教えてください。
ChatGPTの場合には「日付」「領収書番号」「費用の種類」といった経費計算の書類に入れるべき項目をリストアップしてくれるのはもちろん、Excelのシートにそのまま貼り付けられる一覧を表示してくれるなど実用的。一方、BingとBardでは漠然とした回答しか得られなかった。
〈ChatGPTの回答〉
経費精算に役立つテンプレートは、以下のような項目を含むものが一般的です。ただし、組織や業界によって必要な項目や書式が異なる場合がありますので、適宜調整して使用してください。
1.日付: 出費が発生した日付を記入します。
2.領収書番号: 領収書に割り当てられた番号を記載します(もしあれば)。
3.費用の種類: 出費が何に関連するか(交通費、食事代、宿泊費など)を示します。
4.ビジネス目的: 出費がどのようなビジネス目的で発生したかを簡潔に説明します。
5.支払い方法: 支払い方法(現金、クレジットカード、デビットカードなど)を記載します。
6.金額: 支払った金額を記入します。
7.通貨: 支払った金額の通貨を指定します。
8.付加的な情報: 必要に応じて、出費に関連する追加情報を記載します。
以下は、一般的な経費精算のテンプレートの例です。Microsoft ExcelやGoogle Sheetsなどのスプレッドシートアプリケーションで使用できます。
上記のテンプレートを使用する際には、出費ごとに行を追加し、詳細な情報を入力してください。また、経費精算の要件やルールに従って、適切な領収書の添付や承認プロセスを組み込むことが重要です。
〈Bingの回答〉
経費精算に役立つテンプレートはいくつかありますが、こちらの3つがおすすめです。
【具体例が示されない】
・経費精算システム「マネーフォワード クラウド経費」が提供する経費精算書のテンプレート・ひな形(エクセル)。様々なビジネスシーンで利用できるエクセル形式の経費精算書のテンプレートを無料でダウンロードすることができます。
・無料・登録不要で使える精算書テンプレート。立替経費精算、交通費精算、旅費精算など、さまざまな経費の精算にご利用いただけます。「ファイルをダウンロード」 をクリックするとダウンロードが開始されます。
・経費精算書 (交通費精算書・立替経費精算書)。交通費精算と立替経費精算のセット テンプレートです。自動計算つきですぐにお使いいただけます。表の色変更が可能です。
どのテンプレートがお好みですか?
〈Bardの回答〉
経費精算に役立つテンプレートには、以下のようなものがあります。
【具体例が示されない】
・経費精算書
・領収書
・交通費精算書
・出張旅費精算書
・接待費精算書
・交際費精算書
・研修費精算書
・会議費精算書
・印刷費精算書
・通信費精算書
これらのテンプレートは、経費精算の際に必要な情報を記載するように設計されています。テンプレートを利用することで、経費精算の手間を省き、正確な経費精算を実現することができます。
経費精算のテンプレートは、インターネットで検索すると無料でダウンロードすることができます。 また、多くの企業では、社内用の経費精算システムを導入しており、システム内にもテンプレートが用意されている場合があります。
経費精算のテンプレートは、経費精算を効率的に行うために役立ちます。テンプレートを利用することで、経費精算の手間を省き、正確な経費精算を実現することができます。
※回答の記載内にある太字の強調は特徴をわかりやすくする編集上のものです。
構成/DIME編集部
仕事ですぐ使える神プロンプトを大公開!超保存版の電子書籍「ChatGPT超実践マニュアル」が発売中
以前から存在するチャットボットのように「会話が嚙み合わない」ことがなく質問に対して流暢な言語で回答してくれる生成AI検索。世の中に存在するほとんどの仕事に対して、多大なる影響を与えるといわれている。そんな生成AIを使って仕事を効率化する方法を、様々な視点から紹介。オープンAI「 ChatGPT」をメインで取り上げながら、企画書の作成で利用する際のポイントから、「Bing」や「Bard」といったほかの関連サービスとの違いも徹底検証! ChatGPTをはじめとする生成AIの〝実践マニュアル〟を、あなたの仕事にぜひ役立ててほしい。