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「ChatGPT」「Bing」「Bard」生成AIの3大サービスを上手に使い分けるポイント

2023.08.26PR

オープンAI「 ChatGPT」をメインに企画書の作成で利用する際のポイントから、「Bing」や「Bard」といったほかの関連サービスとの違いも徹底検証した超実践的な電子書籍仕事に役立つ!ChatGPT超実践マニュアルから一部抜粋し、日本語対応の生成AIのうち、オープンAIのChatGPT、マイクロソフトのBing、グーグルのBardという主要サービスを比較。それぞれの特徴と回答の違いについて、使ってみた感想とともに紹介する。

【ChatGPT】丁寧な文体で詳細な情報を提供!

世界中の人々が自然言語の生成AIに注目するきっかけとなったchatGPT。膨大な学習データに基づき、質問に対して流暢な回答を生成する能力の高さから、2022年11月30日のサービス開始後の2か月間で、アクティブユーザー数が1億人に到達した。使い始める際はWebサイトにアクセスし、トップ画面の「Sign up」をクリック。メールアドレスに続いて、名前、暗証番号、電話番号を登録後、SMS認証を済ませたら使えるようになる。しばらく利用していないと、自動的にサインアウトの状態になるので、その際にはトップ画面の「Log in」を選び、登録したメールアドレスと暗証番号を入力すればOKだ。なお、WebブラウザーでChatGPTを開くと、質問と回答のやりとり、過去の質問履歴、各種設定メニューを表示。シンプルな画面構成でわかりやすく使い方に迷わない。

ChatGPTはスマホのWebブラウザーだけでなく、2023年5月18日から配信開始された音声入力対応のアプリ版でも利用可能だ。後者の場合は、質問と回答のやりとりが画面いっぱいに見やすく表示される。過去の質問履歴をチェックする際は画面右上にある「…」をタップすればいい。

【Bing】3パターンの回答スタイルを用意!

2023年2月7日より〝限定プレビュー〟として提供開始されたBing。2023年5月4日にリリースされたオープンプレビュー版では、それまでに必要だった順番待ちリストへの登録が不要になり、マイクロソフトのアカウントでBingにサインインすれば、すぐに利用できるようになっている。大規模言語モデルの学習データだけでなく、Bing検索の結果などをふまえて回答するのが特徴。生成する際にBingが参考にしたURLのリンクも表示され、より詳しい内容を情報ソースでチェックできるのは、ほかの生成AIには見られない特徴だ。また「Creative」「Balance」「Precise」という3つの検索スタイルを用意しているのもBingならでは。基本的には「Balance」で利用し、より正確性の高い回答を得たい場合には「Precise」、思いもよらないアイデアを得たい時は「Creative」を選択してから、質問を入力するといいだろう。なお、1日に質問できる回数が限られており、頻繁に利用したい時は回答の右下に表記される残り回数を要チェックだ。

スマホでBingを使う際は「Bing:AI&GPT-4とチャット」というアプリをインストールする。使い方はWebブラウザー版と同じで、検索スタイルを選択後、質問を入力すればいい。音声入力に対応するほか、カメラのようなアイコンから撮影した写真を貼り、それに関連する質問を投げかけることもできる。

【Bard】補足情報をGoogle検索で探せる!

2023年3月21日にアメリカとイギリスに限定して試験運用版の提供が始まり、5月11日には日本語にも対応し、国内でも使えるようになった。利用する際にはグーグルのアカウントにサインインした状態でWebサイトにアクセスすればいい。特徴のひとつとして挙げられるのは、Google検索との連携機能。生成された回答欄の下に「Googleで検索」というアイコンがあり、ここをクリックすれば回答の関連情報を調べられるようになっている。また、質問によっては複数の回答が用意されるのもBardならでは。回答欄の右上にある「他の回答案を表示」をクリックすると、ほかの候補もチェックできるので、その中から使えそうな回答を利用しよう。なお、音声で質問を入力できるだけでなく、音声で回答を読み上げる機能も用意。回答の内容を音声再生でチェックしながら、ほかの作業を進められる。回答欄の下に表示される「共有とエクスポート」のメニューから、回答内容をGmailの下書きとして利用できるのも便利。

アプリは用意されていないので、スマホで利用する際は「Google」アプリで「Google Bard」を検索。Webサイト(bard.google.com/)上で使う。過去の検索履歴を改めて活用したい時には「Bardアクティビティ」の項目を開き、各項目の「詳細」をタップすればいい。

3大サービスの機能の違いをチェック!

ChatGPT

「GPT-3.5」と「GPT-4」という2つの大規模言語モデルを用意。後者は有料版(月額20ドル)で一度に最長約2万5000文字まで処理できる。ほかの回答案の提示や関連情報のWeb検索といった機能はない。

文字数制限:約2500文字(「GPT-3.5」の場合)
ターン制限:なし(「GPT-4」は3時間ごとに25メッセージまで)
大規模言語モデル:「GPT-3.5」または「GPT-4」(月額20ドル)
アーカイブ機能:〇
ほかの回答案提示:×
関連情報検索提案:×
共有機能の有無:×
アップグレード対応:〇

Bing

ChatGPTでは有料版の「GPT-4」を利用した高精度の回答を利用できるのがポイント。ただし質問のターン数などが制限されているのでムダな質問は控えるように。回答結果を共有できる機能も用意。

文字数制限:約4000文字
ターン制限:1回の会話で30ターン、1日で合計300ターンまで
大規模言語モデル:「GPT-4」
アーカイブ機能:〇
ほかの回答案提示:×
関連情報検索提案:〇
共有機能の有無:〇
アップグレード対応:×

Bard※試験運用中

最大約5000文字まで対応。ほかの生成AIよりも長文を処理させるのに向く。大規模言語モデルは独自開発の「LaMDA」を採用。流暢な日本を生成するものの、固有名詞の情報を学習していないケースも多い。

文字数制限:約5000文字
ターン制限:なし
大規模言語モデル:「LaMDA」
アーカイブ機能:〇
ほかの回答案提示:〇
関連情報検索提案:〇
共有機能の有無:〇
アップグレード対応:×

仕事ですぐ使える神プロンプトを大公開!超保存版の電子書籍「ChatGPT超実践マニュアル」が発売中

以前から存在するチャットボットのように「会話が嚙み合わない」ことがなく質問に対して流暢な言語で回答してくれる生成AI検索。世の中に存在するほとんどの仕事に対して、多大なる影響を与えるといわれている。そんな生成AIを使って仕事を効率化する方法を、様々な視点から紹介。オープンAI「 ChatGPT」をメインで取り上げながら、企画書の作成で利用する際のポイントから、「Bing」や「Bard」といったほかの関連サービスとの違いも徹底検証! ChatGPTをはじめとする生成AIの〝実践マニュアル〟を、あなたの仕事にぜひ役立ててほしい。

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