「千鳥足圏内」の家賃が安い「飲みたい街」の駅・第1位は「金町」
「居酒屋・バーなどでお酒を飲んだ後、徒歩で自宅まで帰る場合、許容できる徒歩分数はどれくらいですか?」に対して、最も多かった回答は「20分程度」だった。
そこで、今後(も)飲みに行きたい街ランキングにおいて1位~10位に入った街付近の駅から徒歩20分圏内を「千鳥足圏内」と定義して、「千鳥足圏内」の物件の家賃相場が安い駅をランキング化。
1位は唯一の6万円代の「金町」。2位は同率で「葛西」、「亀有」、4位は「吉祥寺」と7万円代の地域が続く結果となった。家賃を抑えながら浮いた分のお金でお酒を楽しめる「のんべえ」にとってはおすすめの地域といえるだろう。
調査結果まとめ
LIFE LIST編集部 富田悠一氏
飲みに行きたい街の上位を見てみると、利用者数の多いターミナル駅であることに加え、個性と歴史のある飲食店が並ぶ通りがあることが特徴的です。
上野のアメヤ横丁、浅草のホッピー通り、新宿の思い出横丁など、そこでしか味わえない独特の雰囲気を感じたくて行ってみたくなるのかもしれません。
テレワークが普及してきて自宅で過ごす時間が増えたことで、自分の住む街は「暮らす」場としての役割に加え「遊ぶ」場としての役割が求められていくと思います。
お酒好きにとっては自宅周辺がお酒を飲みやすい環境かどうかはより重要となっていくでしょう。出勤して会社周辺やターミナル駅で飲むということが減り、その分自宅のまわりで飲みに行く機会が増えるからです。
飲みに行きたい街の上位でありながら、家賃が比較的安い、金町、亀有、葛西などのエリアは、特に自宅周辺で過ごすことが多いお酒好きには注目してほしいエリアです。
調査概要
調査対象/都内在住で飲酒頻度が「毎日」「週5~6回」「週3~4回」「週2回」の20~60代男女557人
調査期間/2023年7月21日~7月24日
調査方法/インターネット調査
関連情報
https://lifull.com/
構成/清水眞希