事業を通して社会課題解決に取り組むLIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、8月24日の「愛酒の日」に際して、飲酒習慣のある「のんべえ」約500人を対象に「お酒を飲みにいきたい街」に関する調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
「飲みたい街」は1人飲み・複数人飲みでも「上野」が圧倒的1位に
8月24日は、酒を愛した歌人・若山牧水の誕生日であることから「愛酒の日」として記念日に制定されている。
というわけで「都内で今後(も)お酒を飲みに行きたい地域はどこですか?」の質問では、1人で飲みに行く場合、複数人で飲みに行く場合のどちらのシーンでも「上野」が1位となった。
アメ横を中心に、連日連夜にぎわう様子からも「飲みに行きたい街」としての人気の高さが推察できる。
また、「浅草」・「吉祥寺」・「錦糸町」・「新宿」・「新橋」など飲み屋街として名高い地域以外に、下町情緒の中、リーズナブルな価格でお酒が楽しめるお店が多い「葛西」と「金町」が1人飲みの場合・複数人飲みの場合でも共通してランクインするなど、意外な結果となっている。
「1人でよく飲みに行く街」では世代差にも注目
「1人でお酒を飲みに行く場合、都内でよく行く地域はどこですか?」に対して、20代・30代の若年層と50代・60代のベテラン層を比較すると、ベテラン層では、「新宿」・「上野」・「池袋」・「新橋」とビジネス街がランクインしたのに対し、若年層では「今後(も)お酒を飲みに行きたい街」と同様に「葛西」・「金町」など都心のベッドタウンとなる地域が選ばれている。
ベテラン層に人気の街と比較すると、両地域の家賃相場は比較的手ごろなため若年層でも住みやすく、近所に1人でふらっと飲みに行ける街として票を集めた可能性がある。
約2人に1人が「お酒を飲みに行きやすい環境を考慮して住まい探しをした経験がある」
「周辺に居酒屋やバーがあるなど、お酒を飲みに行きやすい環境を考慮して住まい探しを行なったことがありますか?」に対して、「ある」と回答した人は45.4%で、「のんべえ」の約2人に1人は飲みに行きやすいかどうかで住まい探しをしたことがある、ということが判明した。
また、「ある」と回答した人の内訳を飲酒頻度別で見ると、「毎日」が39.9%、「週5~6回」が28.5%、「週3~4回」が20.9%、、「週2回」が10.7%となり、飲酒頻度が高い人ほど飲みに行きやすい環境を考慮して住まい探しをした経験があることがわかった。