ダイソーが、2021年にスタートした新ブランド店「スタンダードプロダクツ」。洗練されたイメージを醸し出した店づくりと品揃えで、多くの女性に人気だ。
今回注目したのは、「アロマディフューザー」。香り別に12種類もあって、店の中でもよく目立つ。しかも、550円とリーズナブル。では、実際の使用感はどうだろうか? 12種類のうち、「リネン」「サボン」を購入し使ってみた。
洗練された香りの「アロマディフューザー」
この製品、いずれも約26cmある縦長の箱に入っている。この高さがあるのは、実は木製スティック(リードとも呼ぶ)が6本同梱されているため。アロマディフューザーの容器自体は大きくはないが、6~8週間は香りが持続する。
使い方は、一般的なアロマディフューザーと同じ。容器の蓋を開け、スティックを挿すだけ。しばらくすると、スティックをつたってアロマが揮発し、部屋にほのかな香りがただよってくる。使用するスティックの本数が多いほど、香りは強くなる。
さて、買っておいた「リネン」と「サボン」を、トイレや玄関に置く。こうした場所で使う一般的な芳香剤よりずっと上品な香りで、気に入った。個人的には「リネン」のほうが好みだが、それは人それぞれだろう。
このアロマディフューザーの成分は、界面活性剤、香料、エタノール。筆者は、もともとラベンダーやヒノキといった自然由来の精油を使っていて、こうした人工的なアロマは敬遠していた。しかし、成分は人体に悪影響を及ぼすものではなく、コスパ重視であればスタンダードプロダクツの本品でまったく問題ないと思う。
種類も豊富なので、使い切るたびに別の香りを入手し、自分のベストを探すとみるとよさそう。なお、「ディフューザー用スティック」が、別売(110円)されているので、必要に応じて買い置きしておこう。
■商品詳細
商品名:アロマディフューザー
価格:550円
材質:界面活性剤、香料、エタノール
容量:130ml
種類:香り別に12種類
■商品詳細
商品名:ディフューザー用スティック
価格:110円
原産国:中国
材質:藤
商品サイズ:長さ25cm
種類:―
夜更けの生活に香りを取り入れる「アロマキャンドル」
ところで、スタンダードプロダクツの香りグッズのコーナーには、アロマキャンドルも販売されている。こちらも種類が、シャボン、アールグレイ、グリーンティー、ホワイトムスク、シトラス、フローラルとあって、興味がわく。
公式Instagramによれば「人気の香り」を商品化したとのことで、外れはなさそう。価格は550円だが、高級感ある容器に入っていて、「ギフトにもおすすめ」とのこと。原料は、大豆油由来のソイワックス、アブラヤシ由来のパームワックス、そして香料であり、自然派志向といえる。キャンドルのサイズは、直径6cm、高さは5cmある。
「ホワイトムスク」を入手して、書斎で点灯してみた。ムスクの香りは不慣れなので、若干クセはあるが、すぐに馴染んで夜のデスクワークもはかどる感じ。遅くまでの仕事が続く日のために、1本常備してもよさそうだ。
■商品詳細
商品名:アロマキャンドル
価格:550円
原産国:中国
材質:ソイワックス、パームワックス、香料
商品サイズ:直径69mm×高さ80mm、自重305g
種類:香り別に5種類
撮影・文/鈴木拓也