2023年夏、ついに私たちの青い鳥がスマホの画面から消えてしまった。
Twitterならぬ「X」では、従来のロゴマークであったツイッターバードとの別れを悲しむ投稿が相次いだ。
今回の記事ではそんなツイッターバードに敬意を表して、ポストされたツイッターバード関連の投稿をご紹介する。Xに移行するまでの簡単な経緯と順次アップデートされているアプリの変更点についてもまとめているのでチェックしてみてほしい。
「さようなら、私たちの青い鳥…」ついにTwitter→Xへ完全移行か
2022年10月に米国の実業家・イーロン・マスク氏がTwitterのオーナーになって以降、様々な変化があった。旧認証バッジの廃止や有料公式バッジの導入、広告収益の分配、レート制限(閲覧制限)など、既存ユーザーにとっては必ずしも喜ばしい変化ばかりではなかったように感じる。
しかしなかでも我々を悲しませたのが、サービス名とロゴマークの変更だ。細かい仕様変更はさておき、長年慣れ親しんだ「Twitter」と「青い鳥」の喪失に寂しさを感じている人は少なくない。
2023年7月24日にブランド名の正式変更が実施され、続いて29日にはiOS版アプリのアイコンが青いツイッターバードからモノクロの「X」マークへアップデートされた。
2023年8月8日現時点での目立ったアップデート箇所は以下だ。
■サービス名変更:Twitter→X
■アプリのアイコン変更:青い背景に白抜きの鳥マーク→黒い背景に白抜きのXの文字
■動作の名称の変更(アプリ版のみ):
「ツイート」→「Posts」
「リツイート」→「Repost」
「引用リツイート」→「件の引用」
「リツイート済み」→「Your reposted」
Xへのサービス名変更が発表された当初は「ツイートする」→「X’s(エクスズ)する」に変わることが示唆されていた。今回のアップデートを見る限り、現状は「Posts(ポスト)する」に落ち着いたようだ。引用リツイートについては恐らく「引用Repost」としたいのだと思うが、現状の日本版アプリではおかしな日本語になってしまっている。動作を示す表示に英語と日本語が混在しているところも、あまりスマートではないように思う。
さらに細かい箇所についてはまだ完全移行とはいかないらしく、現時点ではiPhoneでも「〇〇さんが@ツイートしたアカウントが返信できます」というアラートが残っていることが確認できた。探せば他にもまだTwitterの痕跡が残っている箇所があるかもしれない。
ちなみに、執筆時時点でウェブブラウザ版は未だ「ツイート」や「リツイート」のままだ。
※続伸:2023年8月15日には以下の変更を確認済み
<アプリ版>
「Posts」→「ポスト」
「Repost」→「リポスト」
「件の引用」→「引用」
<ウェブブラウザ版>
「ツイート」→「ポスト」
XではTwitterの青い鳥を偲ぶ投稿が続出
さて、そんなXでは、青い鳥に関する投稿が後を絶たない。
いやだいやだいかないでずっと一緒にいようよ
#青い鳥で埋め尽くせ pic.twitter.com/XxFnYZDJDz— とりやま いろ|イラストレーター (@toriii24_) July 25, 2023
<とりやま いろ|イラストレーター(@toriii24_)さんのSNS投稿より>
青い鳥さん、うちで飽きるまでゆっくりしていってください☺️ pic.twitter.com/WyOf7sPFOL
— monbulan (@monbulan2) July 25, 2023
たくさんの方が見てくださっているようなので、もう一枚…
青い鳥さんの子守唄でみんなぐっすり😪💤 https://t.co/FusievCOun pic.twitter.com/d321fVEnQF— monbulan (@monbulan2) July 26, 2023
<monbulan(@monbulan2)さんのSNS投稿より>
旧知の仲だった青い鳥さんを偲ぶ声は多く、「#青い鳥で埋め尽くせ」や「#青い鳥を返せ」などのハッシュタグで検索するとプロアマ問わずクリエイターの方々の力作が見られた。