伝統と革新をバランスよく体現した個性派SUV
ミニ『クーパーSE クロスオーバー オール4』
エンジンルーム
ボディー前部に搭載されているエンジンは直列3気筒、1.5Lガソリンターボ+モーター。走行モードを切り替えながら走ると楽しい。
運転席と各種装備
安全装備や運転支援システムも充実。タッチ操作でGoogle MapsやiOSマップを利用したり、電話の送受信を行なうことも可能。
シートスペース
内装はブルーとグリーンを基調にしている。運転席はメモリー機能付きの電動式。着座位置が高くてもドア上縁に触れることはない。
ラゲージスペース
開口部が低く、奥行きは770mmある。左右幅も1000mmオーバー。後席の背もたれは4/2/4での3分割。床面を倒してもやや傾斜がある。
【 ココがポイント!】一充電当たり53.0kmのEV走行距離を実現
充電は専用のコードで行なう。給電口はボディー前方の左フェンダーにある。細かくデザインされているのがユニーク。総電力容量は10kWh。システム出力は224PS。
【 ココがポイント!】見ているだけで楽しい個性的なインテリア
スイッチ類はセンターパネルの下に一列に並べて配置。スイッチの上にある大径モニターも含めて1950年代に一世を風靡したOld Miniのデザインを踏襲している。
アルファロメオ『トナーレ』
エンジンルーム
直列4気筒、1.5Lガソリンターボは新開発のエンジン。15~20km/hの低速走行時はモーターで駆動、負荷が高まるとエンジンが始動する。
運転席と各種装備
レースの雰囲気を感じさせるコックピット。中央のスクリーンは10.25インチのタッチ式。運転席の前に12.3インチ径のメーターがある。
シートスペース
センターパネルの高いコックピット。前席の着座位置はやや高めで、頭上は少々圧迫感あり。後席の着座位置は高めで足元はやや狭い。
ラゲージスペース
開口部はやや高めだが奥行きは810mmでミニより広い。後席の背もたれは6対4で前に倒せる。アームレストスルー機構も装備。
【 ココがポイント!】ドライブモードはd、n、aの3種類
センターコンソールのダイヤル式スイッチを操作してd(ダイナミック)/n(ナチュラル)/a(アドバンストエフィシェンシー)のドライブモードを切り替える。
【 ココがポイント!】スポーティーな大径タイヤを装着
『トナーレ』は今回試乗した「TI」と「Veloce」(589万円)がある。後者はスポーティーグレードで20インチホイールと235/40R20タイヤを装着。乗り比べると「TI」の19インチが正解。