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ミニ「クーパーSE クロスオーバーオール4」vs アルファ ロメオ「トナーレ」個性派コンパクトSUV対決

2023.08.27

ミニ『クーパーSE クロスオーバーオール4』vs アルファ ロメオ『トナーレ』

人気のコンパクトSUVカテゴリーでは、個性的なデザインのモデルが注目を集めている。ところが最近は輸入車を中心にデザインだけでなく、走行性能やパフォーマンスに優れたモデルが増えてきた。今回はその中から注目の2台をピックアップした。

知名度と実績ではミニ、フレッシュな新モデルのアルファ ロメオ

 エンジン排気量が1.5LクラスのプレミアムコンパクトSUVを見ると、国産車だけでなく、輸入車も気になるクルマは多い。ミニの『クロスオーバー』は3/5ドア、コンバーチブル、クラブマンというミニファミリーに2010年に加わったSUV。全幅が1.8mもあり「ミニではないミニ」とも言われてきた。5ドア、4輪駆動を特徴とし、プラグインハイブリッドモデルも加わっている。

 販売も好調で昨年末のデータでは、『クロスオーバー』は3/5ドア、コンバーチブルに次いで、全体の25%を占める人気となっている。今回試乗したのは、特別仕様車の「Untamed Edition」。2022年6月に加わったモデルで、ミニブランドで初めて電気モーターによる走行が可能なプラグインハイブリッドモデルがベースとなっている。EV性能は、総電力量が10‌kWhで、満充電での航続距離はカタログ値は53kmだが、実際に表示されていたのは41kmだった。充電時間は200Vでは77%から100%まで3時間と表示された。モーターの出力は88PS、165Nmだった。このレベルの充電量だと、日常の足はEV走行で十分に事足りる。本格的なオフロード走行には向いていないが、泥ねい地、急傾斜路などを音もなくモーターで走るというのは新しい体験だ。

 一方、今年で創業113年を迎えるアルファロメオだが、ここ数年はアッパーミドルクラスSUVの『スティルヴィオ』と、アッパーミドルサルーンの『ジュリア』の2車種だけで日本市場を戦ってきたが、今年1月にようやくコンパクトミドルクラスSUVの『トナーレ』が加わった。

 1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッドで駆動は前輪。しかし、イタリアの走り屋の間で有名なステルヴィオ峠を車名にしたように『トナーレ』もまた峠の名前だ。ワインディングの続く峠道を車名にしたのは、アルファロメオの走りに対する自信の表われでもある。1.5Lガソリンターボは160PS、240Nm。モーターは20PS、55Nm。7速ATとd/n/aのドライブモードを路面に合わせて選べば、6000回転まで回るアルファサウンドとスポーティーな走りを楽しめる。マイルドハイブリッドの作動も力強い。知名度と実績ではミニ『クロスオーバー』に目が行きがちだが、フレッシュな『トナーレ』の走りも見逃せないものがある。

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