薬の飲み忘れや飲み間違いを防止
メディカルスイッチ『見守り服薬支援ロボット FUKU助』
レンタル料:1万1000円/月
最大約1か月分の薬を設定した時刻に出してくれるロボット。また通院日の予定のほか、入浴、はみがきなども〝声かけ〟して高齢者をサポートする。docomo回線の通信機能を搭載しているので、設置先のWi-Fi環境の有無は問わず使える。
KANEKO’S EYE
認知症になると服薬が難しくなるので、これは便利。さらに熱中症対策もしてくれる。
AIによる分析で歩行練習を補助
パナソニック『ウォーク・トレーニング・ロボ』
施設向けレンタル料:3万3000円/月
高齢者の歩行トレーニングをサポートするロボット。AIがユーザーの歩行分析を行ない、最適な負荷を提供し安全に身体能力を維持する。その日の目標、歩いた距離、左右バランスなどをモニターに表示。
KANEKO’S EYE
デザイン性が高いと歩くモチベーションにもなります。歩いた距離が記録できるのも◎。
見た目を変えず料理をやわらかく
ギフモ『デリソフターDS-1C』
5万9400円
噛む力・飲み込む力が低下した高齢者に最適な食事のケア用品。一般的にはミキサーを使用することが多いが、圧力を加えることで、素材の見た目や味を変えることなく調理ができる。家族と同じものを食べられるようになるのが◎。
KANEKO’S EYE
家族と同じものを食べることは、体力維持のためにも大きい。操作が簡単なのもうれしい。
認知症コミュニケーションロボット
ザ・ハーモニー『だいちゃん』
基本プラン:3300円〜/月 ※修理交換費用含む。初月無料
独自のAIを活用した認知症高齢者向けの会話ロボット。会話の内容やリズムから相⼿の集中度を判断して会話する。認知症の周辺症状発生の低減&緩和、高齢者のQOL向上、介護者負担の軽減など、効果は幅広い。
KANEKO’S EYE
会話をすること自体がリハビリになります。クイズや歌などバリエーションが豊富なのも◎
におい検知で負担を大幅に軽減
aba『排泄ケアシステム Helppad 2』
オープン価格 実勢価格約10万円
「におい」で尿と便を検知するセンサーを搭載した排泄ケアシステム。ベッドにパッドを敷くだけで排泄を検知し、データを活用して排泄パターンの予測も可能。おむつを開かなくても済むため、介護者の負担を軽減する。
KANEKO’S EYE
「空振り」は介護者にとってかなりの負担。それを回避できるだけでも助けになる。
取材・文/今 雄飛
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年6月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。