カー用品やレジャー、スポーツ用品などを展開するカーメイトは、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後のクルマでの外出やマスクの着用状況を把握するため、同社ユーザー登録者を対象に日常・ドライブ時のマスク着用と、ロングドライブに関する意識調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
コロナ5類移行後、ロングドライブや車での旅行頻度は変わったのか
外出の頻度が「増えた」と回答した人は20代以下が最も多く(22%)、若い世代ほど積極的に出かける傾向が見られた。なお、「減った」「5月以降ロングドライブや車での旅行はしていない」の回答が最も多かったのは70代以上で、消極的さが推察できる結果となった(「変わらない」には、変わらず出かける、変わらず出かけないどちらも含む)。
「5類移行」後、ドライブ時のマスク着用について
5月の新型コロナ「5類移行」後、ドライブ時(円グラフ: n=2039)のマスク着用については、「常時外していた(65%)」「基本外していたが、状況により着用(20%)」でマスクを着用していない人が8割以上いる結果となった。
ドライブ時のマスク着用状況を年代別に分析
車内ではマスクを外す人が多い傾向だが、70代以上では「常時着用していた」が1割近くいる結果になった。気温が高い時期は、熱中症への注意が必要だ。
車内でマスクを着用する理由は
全体的には「自分の感染予防」が目立つ結果となった。しかし、「同乗者がマスクをしている」「自分の体調不良・アレルギー」「重症化リスクの高い人と乗車」といった同乗者への配慮する項目を合わせると多く、20代以下においては「自分の感染予防」を上回っていた。
また、20代以下は「ノーメイク・身だしなみ不十分」の数値も他の年代よりも多く見られた。
ロングドライブ、車での旅行の主な同乗者は?
どの世代も「同居家族・同居人(67%)」と一緒にドライブする人が最も多い結果に。ドライブ時は約8割がマスクを外していることからも、車内は家と同じような空間と意識されている傾向が見られる。
また、意外にも「一人」でロングドライブをしていた人も多く、特に40~60代では5人に一人が一人でのロングドライブを実施して
いた。
「普段からよく会う友達・同じ会社の人」については、20代以下が他の年代よりも数値が多い結果となった。
調査概要
調査対象/カーメイト愛用者登録者(ルーフキャリア、ケミカル、ドライブレコーダー、ライティング等の購入者)
※チャイルドシート、ベビー用品、海外製品除く
有効回答数/3092件
調査期間/2023年6月30日~7月6日
回答者男女比/男性(91%)、女性(9%)
回答者年代/20代以下(2%)、30代(6%)、40代(18%)、50代(42%)、60代(26%)、70代以上(6%)
関連情報
https://www.carmate.co.jp/
構成/清水眞希