駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、バイクユーザーを対象に夏のツーリングなどに関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
6割以上が主なバイクの利用目的に「ツーリング」と回答
バイクを利用する目的を聞いたところ「ツーリング」(63.0%)、「旅行や観光」(46.0%)、「レジャー」(44.2%)などおでかけ目的で利用する人が多いことがわかった。その一方で「通勤、通学」(48.3%)という回答も半数近くを占めた。
今年の夏は、半数以上がバイクでのおでかけを予定
今年の夏、バイクでのおでかけを予定しているか聞いたところ昨年同様「でかける予定、またはすでにでかけた」(55.5%)が半数以上を占める結果となった。
「でかける予定はない」(15.5%)という回答をした人の半数以上は「通勤、通学」にバイクを利用している人だと判明。日常生活とおでかけ時の移動方法を分ける人は一定数いるようだ。
夏のツーリング先としては引き続き長野県、北海道が人気
今年の夏、ツーリングに行きたい場所を聞いたところ、順位の変動はあったものの上位5位は昨年と変わらない結果となった。「長野県」(11.3%)「北海道」(7.6%)など、自然豊かで避暑地の印象があるエリアの人気が高いことがわかる。また第6位に「滋賀県」(5.3%)が西日本エリアで唯一ランクインしている。
バイクに関する情報はWebサイトや周囲の口コミで収集する傾向
日頃バイクに関する情報源(駐車場情報を含む)として何を活用しているか聞いたところ、「バイクやおでかけに関するWebサイト」(61.9%)が6割以上と多数を占めた。
他にはYouTubeやSNS、ツーリング仲間や家族など周囲の口コミを参考にしている人も多いようだ。
バイク移動での困りごとは駐車場が多数
続いて、バイク移動での困りごとを聞いたところ、8割近くが「バイク駐車場を探すのが手間である」(81.9%)「目的地にバイク駐車場がない」(78.5%)と駐車場に関する困りごとを挙げる結果となり、昨年の調査と大きな変化はなかった。バイクが停められる駐車場は依然として少ないようだ。
東京23区内に駐輪場が欲しいという声は4割以上
前回の調査でも「目的地にバイク駐車場がない」という回答が多かったため、バイクが停められる駐車場が増えて欲しい場所を聞いた結果、「東京都」(42.3%)が圧倒的第1位となった。
特に「23区内」や都心3区(千代田区、中央区、港区)に欲しいという声が多く「駐輪場の数自体が少ない」「仕事や通勤で頻繁に利用したい」「取り締まりが多いので確実に駐輪場に停めたい」といった理由が挙げられていた。
調査概要
調査主体/akippa株式会社
調査方法/アンケート調査
エリア/全国
有効回答数/265
対象/過去に「オートバイ」を車種選択して駐車場を予約したユーザー
調査対象期間/2023年7月24日(月)〜7月31日(月)
構成/清水眞希