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作業効率が激変!?今さら聞けない電卓にある「謎のキー」の使い方

2023.09.21

電卓にはさまざまな機能が備わっており、あまり使われていないキーの中には、作業の効率化につながるものもあります。電卓の基本的な使い方から、知っていると便利な機能まで紹介します。電卓の使い方に詳しくなり、仕事や家庭で生かしましょう。

電卓の基本のキーの使い方

電卓を使用したことがある人は、電源を入れる『電源キー』、0~9までの数字が書かれた『数字キー』、+(プラス)や‐(マイナス)などの『加減乗除キー』の使い方は、既に知っているのではないでしょうか。ここでは、その他の基本キーの使い方を紹介します。

数値を消去する「C」「CA(AC)」

数値を消去するキーには『C』と『CA(AC)』の2種類があり、それぞれ機能が異なるため、用途によって使い分けましょう。

『C(クリア)』は、最後に入力した数字を消去するのに使います。例えば、計算の途中で入力する数字を間違えてしまったときに、最後に入力した数字を消し、正しい数字を入力する場合です。

『CA(クリアオール)』や『AC(オールクリア)』は、全ての数字を消去するのに使います。例えば、計算の途中で全てを消去し、何も入力されていない状態に戻したいときです。

また、電卓やメーカーによって、クリアの表記や割り当てが異なる場合もあるため、詳細については付属のマニュアルを確認しましょう。

計算結果を表示する「=」「GT」

『=(イコール)』と『GT(グランドトータル)』のキーは、どちらも計算結果を表示するのに使うキーです。『GT』にはメモリー機能があり、複数の計算の総合計を出せます。『GT』を押すことで、それまでに『=』で出た計算結果が全て集計されます。

例えば、『(10×2)+(20×2)=』という計算をしたい場合は、以下のように使うことが可能です。

  1. 10×2=20
  2. 20×2=40
  3. GT=60

『GT』を押すだけで、二つの計算結果の総合計が表示されます。

税計算に役立つ「%」

『%』は、税込み計算や税抜き計算、税額計算をするときに役立ちます。例えば、税率が8%で1,000円の物を購入した際の税額を知りたい場合は、『1000×8%』と押しましょう。

なお、『税込み』と『税抜き』のキーが搭載されている電卓も少なくありません。1000と押した後に『税込み』を押すと税込み価格が表示され、もう一度『税込み』を押すと、税額が表示されます。税抜き価格を知りたい場合は、『税抜き』を押します。

税率は変わるため、その時々の税率を自分で設定・変更が可能です。電卓に税率を設定すると、『AC』を押したり電源を消したりしても記憶されています。

あまり使わないキーの使い方

電卓を操作する手元

(出典) pixta.jp

普段、あまり使われていないキーの中には、使い方を知っていると便利な機能もあります。どのような機能があるのか、使い方と併せて見ていきましょう。

プラスとマイナスを入れ替える「+/‐」

『+/‐(サインチェンジキー)』は、電卓に表示されている数字の『+』と『‐』を入れ替えるときに使用します。数字の1の後に『+/‐』を押すと、‐1に変わります。

実際にどのような計算をするときに役立つのか、よく分からない人もいるのではないでしょうか。分かりやすい具体例を紹介するので、確認しましょう。

例えば、『1000‐55×750』というような計算をするときに、『55×750+/‐ +1000』として計算ができます。ひと続きで計算ができ、便利です。

メモリーキー「M+」「M‐」「MC」「CM」

メモリーキーと呼ばれるメモリーに関連する複数の機能も覚えておくと役立つでしょう。『M+(メモリープラス)』は、表示されている数値を電卓に一時的に保存するときに使用します。

『M-(メモリーマイナス)』は、直前の数値もしくは計算結果を引くときに使います。メモリー機能で保存されている数値を表示するときに使用するキーが、『MR(メモリーリコール)』です。保存されている数値を消去するときは、『MC(メモリークリア)』を使います。

電卓によっては、『MRC』というキーの場合もあります。1回押すとメモリーリコールで、2回押すとメモリークリアです。

最も右側の数字を消す「→」

『→』は電卓の画面に表示されている、最も右側の数字を消去したいときに押すキーです。例えば、10と入力するつもりが12と入力してしまったときに、2だけを消去できます。

『→』を押すごとに右側から一つずつ数字が消去されるので、特に桁数が多い数字の場合は、全て消去して入力し直す手間がかからず、便利です。

電卓によっては矢印が『▼』のタイプもありますが、使い方は同じです。

電卓の便利機能

電卓を操作する女性

(出典) pixta.jp

普段使用しているキーでも、意外と知られていない便利な機能があります。また、小数点に関する便利な使い方も紹介するので、実際に取り入れてみましょう。

キーの2度押しで定数計算に

『+』や『×』のキーを2度押すと、最初に入力した数字を固定でき、定数計算ができます。例えば、150にさまざまな数字を掛けていく計算をしたいときは、150と入力した後に『×』を2度押しましょう。その後に2と=を押せば300と表示され、3と=を押せば450と表示されます。

また、『=』を2度押しすると、同じ計算を繰り返すことが可能です。例えば、『100++2=』と押すと、102と表示されます。その後『=』を押すごとに、104・106・108と延々と2が足されていきます。

小数点を設定できるセレクター

電卓によっては小数点を設定できるセレクターが搭載されているタイプもあります。『ラウンドセレクター』は、小数点以下の表示方法を設定するものです。

小数点以下の表示可能な桁数を表示する『F』、指定桁未満を切り捨てる『CUT』、指定桁未満を切り上げる『UP』、指定桁数までを四捨五入する『5/4』に指定できます。

『小数点セレクター』は、小数点以下の桁数を指定するものです。セレクターは0~4が一般的で、3を選んだ場合は小数点以下3桁まで表示されます。

構成/編集部

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