アプリのデザインやボタンの役割など、『Apple Watch』の体験を変える大型アップデートとなる「watchOS 10」。できることが増えて、ますます手放せない存在になりそうだ。
テックライター
太田百合子さん
身近なデジタルガジェットと、それらを通じて利用できるアプリやサービス、関連ビジネスを取材する。趣味はダイビング。
スマートスタックで欲しい情報に素早くアクセス
新機能「スマートスタック」を追加。機械学習によって、朝には天気やニュース、カレンダー、空港では搭乗券など、時間や場所に応じて必要な情報が、いつでもデジタルクラウンを回すだけで表示できる。
ディスプレイを最大限に生かしてアプリ体験が変わる
すべてのアプリがディスプレイに最適化され、より多くの情報を見やすく表示できるようになる。天気や世界時計、アクティビティーなど、おなじみのアップル純正アプリだけでなくサードパーティーアプリも、画面の端にボタンが追加されるなど、見た目と機能が大きく変更されることになる。
コントロールセンターへのアクセスが変わる
デジタルクラウンやサイドボタンを押した時の、情報の表示方法にも、変更が加えられている。今まで文字盤をスワイプしていた「コントロールセンタ-」は、どの画面からもサイドボタン1つで表示可能に。直近に使ったアプリへは、デジタルクラウンの2度押しからアクセスできる。