夏真っ盛りの今は、レジャーを楽しむのに最適なシーズンだ。マイカーで高速道路を使って遠方へ出かけ、夏ならではのアクティビティーを満喫する人は多いに違いない。
一方で、この時期の悩みのタネとなるのが道路渋滞だ。下道が混み、高速道路の入り口にたどり着くのも一苦労という経験をされたことがある人も少なくないはず。
そこで、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、道路渋滞のニュースが話題に上がるこの時期に合わせ、「首都高に乗りやすく家賃が安い駅ランキング」を発表した。
1位は「首都高(高速中央環状線)扇大橋」が使える「扇大橋駅」で、家賃相場11.00万円
1位は足立区の「扇大橋駅」(家賃相場11.00万円)で、首都高は高速中央環状線「扇大橋」が利用可能だ。「扇大橋駅」は、2008年に開業した日暮里・舎人ライナーの停車駅で、駅周辺は下町の雰囲気漂う閑静な住宅街になっている。
続いて2位は葛飾区の「四ツ木駅」(家賃相場11.80万円)で、高速中央環状線「四つ木」(ETC専用)が利用可能だ。「四ツ木駅」もまた下町の雰囲気が特徴の街で、荒川や綾瀬川なども近くにあるため自然に囲まれてのんびり暮らしたい人にオススメの街と言えそうだ。
4位の「葛西駅」(家賃相場12.00万円)、9位の「新小岩駅」(家賃相場12.80万円)は実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出した、「2023年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」でもそれぞれ40位・29位にランクインしている人気駅だ。
また、5位の「大井町競馬場駅」(家賃相場12.10万円)はランクインした駅の中で唯一2線(高速1号羽田線「勝島」、高速湾岸線「大井南」)が利用可能で、駅前にはショッピングモールがあり、橋を渡ると自然豊かな大井ふ頭海浜公園など、ファミリーでも住みやすいエリアとなる。
全体を見ると東京の東側エリアである足立区、葛飾区、江戸川区の駅が8駅ランクインしている。車でのお出かけが多く、家賃を抑えたい人にとっては東側エリアが狙い目といえそうだ。
<調査概要>
対象駅:首都高の出入り口に最も近い東京都内の駅
対象物件:LIFULL HOME’Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積45㎡以上125㎡未満の賃貸物件
抽出期間:2022年5月~2023年6月
家賃相場: ⽉額賃料から中央値を算出(管理費、駐車場代を除く)
出典元:LIFULL HOME’S
構成/こじへい