iPhoneで使うアプリは、必要に応じてアップデートをするのがおすすめ。通常は自動でアップデートが行われたり、「アップデートをしてください」の表示に従ってアプリのアップデートができますが、何らかの原因によりアップデートができないこともあります。
この記事では、アップデートができない時に考えられる原因や、解決法などについて解説していきます。
iPhoneのアプリがアップデートできない理由と対処法
早速、iPhoneのアプリがアップデートできないときに考えられる原因と対処法について紹介していきます。
なお、記事内の情報はiOS 18を搭載したiPhoneに準拠しています。
まずは「自動アップデート」の設定を確認
アプリのアップデートが配信された際、自動的にアップデートをしてほしい場合は、設定アプリの「App Store」を開き、「アプリのアップデート」がオンになっていることを確認しましょう。
iPhoneのアプリをアップデートするのにパスワードは必要?
アプリのアップデートする際に、Apple IDのパスワード入力を求められることがありましたが、iOS 18で確認したところ、アップデートの際のパスワード入力は不要となっているようです。
iOSのアップデートをしていない場合は、設定アプリを開く>Apple IDの名前をクリック>「メディアと購入」をクリック>ポップアップの「パスワードの設定」をクリックで設定が可能です。
①〝ストレージ不足〟を確認する
アプリのアップデートができない場合は、まずストレージが不足していないかを確認しましょう。ダウンロードやアップデートの際は、一時的に大きい空き容量が必要になります。そのため、アップデートしたいアプリのサイズ分のストレージが空いていても、アップデートができないこともあります。
不要なアプリや写真などのデータを削除して、ストレージに余裕を持たせてからアップデートを再試行しましょう。
②「iOS」のバージョンを確認
iOSのバージョンが古いために、アプリのアップデートに対応していない可能性があります。iOSのバージョンを確認し、最新になっていなければ先にiOSのアップデートを行いましょう。
設定アプリ>「一般」>「ソフトウェアアップデート」と進むと、アップデート可能な場合は案内が表示されます。
③「機能制限」も確認
機能制限は、多くの場合、ペアレンタルコントロールとして子どもが勝手にアプリをインストールしたり、削除したりできないように設定されています。この機能がオンになっていると、アプリをアップデートできないことがあります。
設定アプリ>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」で、「コンテンツとプライバシーの制限」がオンになっていたら、オフにしてみましょう。
④電波状況もチェックしよう
アップデートのデータサイズにもよりますが、Wi-Fiに接続しないとアップデートができないこともあります。Wi-Fiに繋がっている状態で、アップデートの再試行を行ってみましょう。
⑤Apple アカウント(Apple ID)の支払い方法を確認
支払い方法が登録されていなかったり、過去の支払いに問題があったりした場合にもバージョンアップできないことがあります。支払い方法が適切に登録されているかを確認しましょう。
支払い方法の確認は、設定アプリでApple Accountをタップ。「お支払いと配送先」から確認できます。
iPhoneのアプリのアップデートをスムーズに行うために
アプリのアップデートは、ストレージの空き容量やWi-Fi環境など、iPhoneの使用状況でスムーズに行われるかどうかが変わってきます。アップデートできない事態に陥らないためにも、普段からストレージに余裕を持たせておき、iOSを常に最新のバージョンにしておくなど、適切な使い方を心がけましょう。
※データは2024年9下旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット