トライアンフモーターサイクルズジャパンは、2024年の最新モデルとして、待望の中型セグメントとなるSpeed 400とScrambler 400 Xが、トライアンフのラインナップに加わることを発表した。
トライアンフ最高峰のモダンクラシックラインに、比類なきロードスターの血統を受け継ぐSpeed 400。そして力強いScrambler 900と1200や、オフロードバイクの源流となる1950年代の初代ファクトリーScramblerのデザインにまで遡ってDNAを受け継いだScrambler 400 Xが加わる。
この2台の新型モデルでは、エンジンプラットフォームを一から設計し、あらゆる年齢や経験のライダーが楽しく、俊敏で自信に満ちた走りを味わえるようよう作られている。
クラストップの性能、ライダーサポートに特化したテクノロジー、カテゴリーを牽引する品質とディテール、ハイレベルな標準仕様、長期間かつ充実した保証。これらに加えて更に、2台の新型モデルは、驚くほどのコストパフォーマンスを誇り、トライアンフの象徴となるスタイル、品質、性能を、新世代のトライアンフライダーへ提供する。
トライアンフの象徴ともいえる、SPEEDとSCRAMBLERのDNA
2台の新モデルは、英国ヒンクレーで企画・設計され、モダンクラシックのラインナップに加わる。トライアンフで最も有名な歴代モデル達と同様に、細部にまで徹底的にこだわって開発された、時代を超えたトライアンフのシルエットは、特徴的で彫刻のような燃料タンク、クラシカルなエンジン形状から一目でわかるデザインとなっており、大排気量モデルにも引けを取らない品質、フィーリング、存在感を誇る。
伝統的なフィン付きシリンダーヘッドやエギゾーストヘッダークランプなどにみられるトラディショナルなタッチと、アップスウェプトサイレンサーや大胆なグラフィックなどのモダンなディテール、そして目立たぬように配置されたラジエーターやプライマリーサイレンサー付きエグゾーストなど、繊細に組み込まれたテクノロジーが融合している。
そのすべてが、紛れもないトライアンフのモダンカスタムスタイルを実現するために結集。もちろん、トレードマークのブラックパウダーコーティングによるエンジンケーシング、タフなゴールドアルマイトのフォーク、高品質な塗装、ロゴのディテールなど、上質な仕上げとエレガントなディテールも継承しており、全体にプレミアムな仕上がりになっている。
個性的なトライアンフのタンクグラフィックを彩るSpeed 400には、ツートンカラーで3種類のカラー設定があり、ダイナミックなロードスタースタイルを演出。カラーはカーニバルレッド、カスピアンブルー、ファントムブラックから選ぶことができる。
Scrambler 400 X カーニバルレッド・ファントムブラック
Scrambler 400 X マットカーキ・フュージョンホワイト
Scrambler 400 X ファントムブラック・シルバーアイス
Scrambler 400 Xには、スタイリッシュでモダンな3種類のカラー設定があり、それぞれにトライアンフの特徴である「スクランブラー」タンクストライプとトライアングルバッジがあしらわれている。カラーは、マットカーキグリーンとフュージョンホワイト、カーニバルレッドとファントムブラック、さらにファントムブラックとシルバーアイスも選択可能。
またヘッドライト、ラジエーター、サンプガード、ハンドガード、パッド付きハンドルバーブレース、ロングフロントマッドガードなど、目的に応じた実用的な装備を多く備えており、Scrambler 400 Xのオールロードなスタイルを際立たせている。
新型TRシリーズエンジン
新型エンジンは、20世紀初頭のレース用シングル、とくにオフロード競技の6Daysトライアルにルーツを持つ、由緒あるトライアンフ「Trophy」の血統から名づけられた。
トライアンフのトレードマークであるモダンクラシックなスタイルと、最先端のエンジニアリングが融合した、最新のフューエルインジェクション・水冷398cc単気筒エンジンが、クラス最高レベルのパフォーマンスを発揮、レスポンスがよく快適なパワー特性と、躍動感のある豊かで個性的なエグゾーストサウンドを実現している。
さらに4バルブDOHCシリンダーヘッドや、慣性バランスを最適化したクランクシャフトなど、低速域の乗りやすさを追求したハイクラスな技術を満載。また、フィンガーフォロワーロッカーアームや、フリクションを低減するDLCコーティングの採用により、スムーズな回転と扱いやすさを両立させたエンジンは、排気量以上のパフォーマンスを発揮する。
加えて、6速ギヤによる軽く正確なギヤ選択が可能で、この個性的でトルクフルなエンジンを最大限に活かすことができるよう、絶妙なチューンが施されている。