山善が予熱にかかる時間を短縮した低層設計の高効率オーブンレンジを発売

山善は、“タイパ”に優れた「高効率オーブンレンジ（YRZ-WF150TV/NERZ-WF150TV）」を8月中旬より順次発売する。価格はオープン。直販価格は38,280円。なお、「YRZ-WF150TV」と「NERZ-WF150TV」の違いは販売ルートで、「YRZ-WF150TV」が直販サイトや全国のホームセンター、「NERZ-WF150TV」が全国の家電量販店で販売される際の型番となる。

オーブンレンジは、食品のあたためや解凍をするレンジ機能に加え、オーブン機能でグラタンやマフィンなどのスイーツを焼くなど、火を使わずに幅広い料理が楽しむことができるところが魅力。しかし、その一方で、「オーブンの予熱に時間がかかる」、「トーストを調理中に裏返すことが手間」といった不満の声もあるという。

そこで同社は、庫内上部のデッドスペースに着目し、庫内の高さを同社従来品よりも40mm低い135mmの低層設計にすることで、食品とヒーターの距離を近づけ、より効率的に熱が伝わる「高効率オーブンレンジ」を開発。200度のオーブン予熱にかかる時間は、従来品の約11分30秒から約50％短縮の約5分50秒(※1)となり、スポンジケーキやクッキーなどのスイーツを“タイパ”良く調理することが可能だ。

また、付属の角皿に熱伝導率の高いアルミ素材を採用することで、トーストを裏返すことなく両面を約6分(同社従来品では裏返す工程がありで約10分)で綺麗に焼き上げることが可能になったのも嬉しいポイント。

さらに、業界初(※2)の「角皿スタンド」を付属し、本体のサイドにスッキリと収納することが可能。しかも、本体は、左右・背面と壁の間を空けずに設置できる仕様なので、キッチンスペースを有効活用できる。。

主な仕様は、電子レンジの消費電力が1,300W、高周波出力が1000W(※3)、600W、500W、200W相当、100W相当。オーブンの消費電力が1,370W、温度調節範囲が40度、100～200度。グリルの消費電力が730W。外形寸法は幅464×奥行356×高さ302mm、庫内有効寸法は幅353×奥行293×高さ135mm。重量は約11.4kg。電源コード長が約1.4m。

※1　実際に使用するときの周囲環境により、多少前後する場合あり。
※2　国内オーブンレンジにおいて（2023年7月現在、同社調べ）。
※3　定格高周波出力1000W は短時間高出力機能(最大3分間)で、定格連続高周波出力は600Wとなる。なお、600Wへは自動的に切り換わる。

製品情報
https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00007852

構成／立原尚子