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コスパ、タイパに続いて注目を集めるキーワード「スペパ」って何?

2023.08.12

自宅やオフィスなどで需要の高まりを見せる「スペパ」という概念。テレビ番組や雑誌などで特集が組まれるほか、SNSを通じてわかい世代の間で認知度が高まっている言葉の一つだ。しかし、スぺパの意味やをまだ知らない人も少なくないだろう。

そこで本記事では、「スペパ」の意味や特徴を詳しく解説する。毎日の暮らしを充実させるスペパ志向のグッズも、この機会にチェックしてほしい。

「スペパ」とは?

「スペパ」の正式名称は「Space performance(スペースパフォーマンス)」。漢字表記では「空間対効果」と表し、自宅や職場などの限られた空間を有効活用する方法や考え方を指す。

スペースパフォーマンスは、「費用対効果」を意味する「コストパフォーマンス」から派生した言葉だ。近年では、地価や建築材料の高騰などの影響により、新築で住宅を建てる際に敷地面積が狭くなる傾向も見られる。このような背景から、利便性だけではなくデザイン性も兼ね備えたスペースパフォーマンス志向の家具や家電が注目を集めている。

「コスパ」や「タイパ」との違い

次に、混合されがちな「コスパ」や「タイパ」との違いを見ていこう。

費用と効果を比較した「コストパフォーマンス」

「Cost performance(コストパフォーマンス)」は、支払う費用と得られた効果を比較したものを指す言葉で、漢字表記では「費用対効果」と表す。また、金銭的なコストだけではなく「時間」や「労力」などのコストに対して得られる「満足感」や「経験」が見合うかどうかを表す際に用いられることも多い。ちなみに、マーケティングの分野では英語の頭文字を取って「CP」と表す。

【例文】

「今季注目を集めている家電は、従来の製品よりもコスパが良いのが特徴的だ」

「通販サイトで商品を購入する際は、必ず他のサイトと比較してもっともコスパが高い商品を選んでいる」

時間と効果を比較した「タイムパフォーマンス」

「Time performance(タイムパフォーマンス)」は、費やした時間と得られた効果を比較したものを指す言葉で、漢字表記では「時間帯効果」と表す。

IT技術などの向上により、短い時間を使って満足感を得ることが期待できるのがタイムパフォーマンスだ。近年ではデジタルツールの普及に伴い、効率的により多くの情報を収集したいという考えを持つ人が増加傾向にある。そのため、インターネット上に掲載される無数の情報の中から、AIなどを活用して常に最適な情報が得られるようなシステムを開発する企業も増えている。

【例文】

「このチャンネルの動画は要点をおさえて説明してくれるため、非常にタイパが良い」

「タイパを重視しているので、移動中は複数のニュースサイトをチェックしている」

暮らしを充実させるスペパ志向のグッズ

最後に、暮らしを充実させるスペパ志向のグッズを紹介する。人気の高い商品はいくつかあるが、本記事ではその中から4つの例を取り上げる。

スマートテーブル

画期的な商品として注目を集めている「スマートテーブル」は、従来のテーブルと異なり冷蔵機能やワイヤレス充電などを搭載した多機能テーブルだ。多機能のため高価格帯の商品も多いが、部屋のインテリアに合わせて配置できるため、空間デザインを損なうことなく非日常感を演出することも可能。

エアーソファ

キャンプや海水浴などのアウトドアで活躍する「エアーソファ」は、空気を入れるだけで場所を問わず使用できる。来客の予備ベッドとしてエアーソファを使用するほか、防災時にも活用できるため汎用性が高い商品の一つ。

折りたたみ式自転車

通勤やアウトドアで需要の高まりを見せる「折りたたみ自転車」は、省スペースでも置き場に困らず収納できるという特徴がある。自宅に自転車置き場がない場合でも、玄関先などに持ち運ぶことが可能だ。スペパを意識した折りたたみ自転車は比較的スマートなフレームが多いほか、工具不要で作業できる車種もある。

携帯用文具

持ち運びやすさや使い勝手の良さを重視した「携帯文具」は、さまざまなシーンで活用できるコンパクトな見た目から需要が高まっている。例えば、カッターナイフであれば従来の商品より半分ほど小さいサイズが展開されており、かさばらずに収納できるものも多い。

文/編集部

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