全国各地で記録的な暑さが続いている今日この頃。そんな時期は冷たい飲み物が欠かせません。しかし、冷蔵庫から出した瞬間やコンビニで買った瞬間は冷え冷えな飲み物も、高い気温の中ではあっという間に生ぬるくなってしまいがち…。
今回はそんな暑い季節を乗り越えるのに役立つ、スリーコインズの水筒2種と、ペットボトルクーラー、缶ホルダーの合計4つのアイテムをご紹介します。
目次
ペットボトルの温度をキープ!「【KITINTO】ペットボトルクーラー」
気温が高い季節は、自動販売機などで買った冷たいペットボトル飲料も、飲んでいる途中で生ぬるくなってしまうこともしばしば。スリーコインズで購入できる【KITINTO】ペットボトルクーラーは、500ml~600mlのペットボトル飲料に使用が可能。ぬるくなりがちなペットボトル飲料を冷たくキープしてくれます。
ストラップ付きのデザインで、持ち運びしやすくなっており、真空断熱構造なので結露しにくいのもポイントとのこと。そんなスリコのペットボトルクーラーの使い心地をチェックしたいと思います。
■【KITINTO】ペットボトルクーラーの保冷機能をチェック!
冷蔵庫で冷やした500mlのペットボトル飲料2本を、ひとつはペットボトルクーラーに入れ、もうひとつはそのままの状態で温度変化を比較したいと思います。検証した場所は、冷房を26℃に設定している室内です。
<0時間>冷蔵庫から出したばかりの状態での温度は、どちらも4℃です。
<30分>ペットボトルクーラーに入れた方はまだ4℃のまま。一方でそのままの物は8℃まで上昇しました。また、ペットボトルクーラーの方は結露が全くできませんが、そのままのボトルは表面に水滴をたくさんまとっています。
<1時間>ペットボトルクーラーの方は約5℃と、ここでやっと1℃ほどの上昇が見られます。そのままの方は12℃になりました。飲んでみた感覚では、5℃はまだ冷え冷え感があり、12℃は冷たいとは言えない…という喉越しです。
<2時間>ペットボトルクーラーの方は6℃、そのままの物は20℃になりました。20℃にもなると、飲んだ時にかなり「ぬるい!」という印象になります。
<3時間>ペットボトルクーラーの方は8℃、そのままの方は22℃に。夕方で西陽が差していたせいもあり、そのままだったペットボトル飲料はかなり生ぬるくなってしまいました。
<まとめ>「ペットボトルクーラー」は冷たさをキープ!ひとつだけ、デメリットも…?
ペットボトルクーラーに入れた飲料は、4℃から1時間で+1℃、2時間で+2℃、3時間で+4℃という結果に。かなり冷たさが持続することが分かりました。そのままの状態の場合は、4℃だった物が1時間で+8℃、2時間で+16℃、3時間で+18℃と、かなり差がつきました。また、ペットボトルクーラーは結露ができにくいので、置いているテーブルが濡れたりしないのもありがたいです。
ペットボトル飲料を冷たくキープでき、夏場に活躍が期待される「ペットボトルクーラー」ですが、ひとつだけデメリットが…。それは、“重い”ということ。500mlの飲み物を入れた状態で重さを計ると、総量1.1kg。中身を飲むにつれて軽くなっていくとは言え…、少し重いので持ち運ぶときに気になるかもしれません。
※使用状況によって温度変化には差がでることが予想されます。
■商品詳細
商品名:【KITINTO】ペットボトルクーラー
価格:1,100円(税込)
素材:<カバー>ポリプロピレン<本体>ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)<ストラップ>ポリエステル<留め具>鉄<内底クッションゴム>シリコーンゴム
原産国:中国
サイズ:約直径8.5×高さ17.5cm
容量:500~600mlのペットボトル用
使用不可:直火、食器洗浄・乾燥機、レンジ・オーブン、火気厳禁
スリコ「【KITINTO】缶ホルダー」の実力は…?
「夏」と言えば冷蔵庫でキンキンに冷やした缶ビールがおいしい季節。缶ビールは取り出した瞬間はキリッと冷たくておいしいですが、飲みきれなかった場合、ぬるくなるのも早いものです。
そんな時に活躍が期待される「【KITINTO】缶ホルダー」。おうち時間にはもちろん、海や山などのアウトドアシーンにもオススメのアイテムとのこと。真空二重構造になっており、結露しにくく、冷たさをキープしてくれるんだとか。
■【KITINTO】缶ホルダーの保冷機能をチェック!
冷蔵庫でキンキンに冷やした350mlの缶ジュース2本を、ひとつは缶ホルダーに入れ、もうひとつはそのままの状態で温度変化を比較していきます。検証した場所は、冷房を26℃に設定している室内です。350mlの缶飲料は、2時間程度でほとんどの人が飲み終えるだろう…と考え、検証時間は2時間です。
<0時間>冷蔵庫から出したばかりの状態は、どちらも2℃。キンキンに冷えたソーダは、外気温35℃という暑い日は特においしく感じます。
<30分>缶ホルダーに入れた方は4℃に、そのままの缶は10℃に上昇しました。どちらも上昇しましたが、すでにかなり差が出ています。また、そのままの缶ジュースは結露ができましたが、缶ホルダーの方は全くできません。テーブルなどが濡れないのはありがたいです。
<1時間>缶ホルダーの方は7℃で+5℃の上昇。一方のそのままの缶ジュースは16℃と、+14℃も。
<2時間>缶ホルダーのジュースは10℃まで上昇。ギリギリ「冷たいかな」と思える喉越しです。そのままの物は20℃に。20℃にもなると、口に入れるとかなりぬるい印象です。
<まとめ>
缶ホルダーに入れたジュースの温度は、1時間で+5℃に。2時間では+8℃の10℃に上昇しました。そのままの状態の缶ジュースは1時間で+14℃。2時間では+18℃の20℃まで上がりました。缶ホルダーに入れた物と入れない物では、温度の上昇に2倍ほどの差が出ていました。
缶ホルダーには結露ができにくいのもメリットのひとつ。冷やした缶ビールや缶ジュースを飲む習慣がある方にはオススメの一品です。
※使用状況によって温度変化には差がでることが予想されます。
■商品詳細
商品名:【KITINTO】缶ホルダー
価格:880円(税込)
サイズ:約直径7(本体)×直径7.5(ストッパー)×高さ12cm
素材:<本体>ステンレス銅(アクリル樹脂塗装)<ストッパー>シリコーンゴム
原産国:中国
容量(約):350ml缶用、満水容量350ml、適正容量300ml
使用不可:直火、食器洗浄・乾燥機、レンジ・オーブン、火気
※350mlの缶専用ですが、形状、サイズ等によっては使用できない場合がありますのでご注意ください。
アウトドアにぴったり!持ち運びしやすい「【KITINTO】ステンレスマグボトル 500ml」
小さ過ぎず大き過ぎない、ちょうど良いサイズのステンレスマグボトル 500ml。結露しにくい二重構造のステンレスマグボトルで、保温・保冷効果でしっかり温度を保ってくれるとのこと。
重量は約265gと軽量です。500mlが入る水筒としては標準的な重さになります。シンプルでスッキリとしたデザインで、氷を入れても飲む時に出てこない仕様になっている、内フタ付きである点にも注目です。
■【KITINTO】ステンレスマグボトル 500mlの使用感をチェック!
ステンレスマグボトルの7分目くらいまで氷を入れ、冷たいお茶を9分目まで注ぎバッグに入れて持ち歩きました。外の気温は35度です。(ずっと外にいたのではなく、室内に入ったり交通機関で移動したりしました)
ステンレスボトルなだけあって、6時間経っても氷は解けきらず、温度は0℃から変化なし。トートバッグにすっぽり入り、とても使いやすく満足です。
※使用状況によって温度変化には差がでることが予想されます。
■商品詳細
商品名:【KITINTO】ステンレスマグボトル:500ml
価格:1,100円(税込)
素材:<本体>ステンレス鋼
<蓋・中栓>ポリプロピレン、シリコーンゴム
原産国 中国
容量:約500ml
重量:約265g
使用不可:レンジ、食洗機
たっぷり飲みたい人に「【KITINTO】ステンレスマグボトル 700ml」
700mlと大きめのステンレスマグボトル。取っ手がついていて、バッグから取り出す時などに便利です。保温・保冷効果でしっかり温度を保ってくれるとのこと。重量は約340gで、このサイズの水筒の標準的な重量と言えるでしょう。
■【KITINTO】ステンレスマグボトル 700mlの使用感をチェック!
500mlのステンレスマグボトルと同様に、35度の暑い夏の日に持ち歩いてみました。
ステンレスマグボトルの7分目くらいまで氷を入れ、冷たいお茶を9分目くらいまで注ぎます。
液体を入れた状態での重量は約963g。人によっては重く感じるかも知れませんが、このサイズの水筒としては標準の重さです。
最初の0℃から6時間経っても0℃と、氷は溶けきらず温度変化なし。キンキンに冷たい飲み物を、たっぷり飲みたい方にオススメの一品です。
■商品詳細
商品名:【KITINTO】ステンレスマグボトル:700ml
価格:1,100円(税込)
素材:<本体>ステンレス鋼<蓋>ステンレス鋼、ポリプロピレン、シリコーンゴム
原産国:中国
容量:約700ml
重量:約340g
使用不可:レンジ、食洗機
保冷機能に優れたスリーコインズの水筒2種と、ペットボトルクーラー、缶ホルダーの、合計4つのアイテムをご紹介しました。暑い夏に冷たい飲み物を美味しく飲みたい方は、ぜひチェックしてみてください。
撮影・文/まなたろう