ソースネクストは文字起こしAI「AutoMemo」の新webアプリ「AutoMemo Home」の提供を開始した。
このwebアプリでは、オートメモ製品(オートメモ、オートメモ S、オートメモ App)で録音した音声の文字起こし結果の確認や編集、共有が可能。また音声で話者を自動で識別し、議事録の作成にかかる手間をさらに短縮できる(文字起こしにはプランに応じて料金が発生する)。
AutoMemo Homeの主な特徴
オートメモ製品と自動連携
同じアカウントで利用している他のオートメモ製品と「オートメモ Home」は自動で連携しているので、転送の手間なく録音したデータをwebで管理できる。
話者を自動で判別
字起こし結果は、話者ごとのブロックに自動で分割するほか、名前の変更も可能。録音音声を聞かなくても誰が話していたのかわかるので、テキストだけで内容を理解しやすい。
文字起こし結果の編集
間違って認識している箇所や、誤字や脱字なども簡単に修正が行なえる。
またweb上ですべての作業を完結できるので、議事録や記事の作成・編集など、録音データから長文を作る時に特に活躍が期待できる。
共有URLの発行
閲覧専用のURLを発行して共有が可能。
URLを共有した人であれば誰でも閲覧ができて、オートメモを使っていない人にも簡単に共有、確認ができる。
共有URLを開くと、「オートメモHome」と同じ画面で音声の再生とテキストデータの確認作業を行なえる。
今後アップデート予定の機能
・web会議録音(2023年冬)
オートメモ端末を使わなくても、PCでweb会議の音声を拾って録音&文字起こしができるようになる。
・PC録音(2023年冬)
パソコンのマイクを使って録音を直接録音&文字起こしが可能になる。
・メモ機能(2023年冬)
録音ファイルに対して、メモを付けられるようになる。要約した結果などをメモに入れることで、議事録の作成をより円滑に行なえる。
・ファイル取り込み(2024年)
オートメモシリーズ以外の製品で録音したファイルを取り込んで文字起こしが可能に。
・フォルダ管理(2024年)
任意のフォルダを作成して、録音ファイルを分類&管理できる。
文字起こし料金プラン価格改定
「オートメモ Home」リリースによる機能拡充に伴い、文字起こしプランの新規利用料金が以下のように変更された。
オートメモとは
「オートメモ」シリーズは、ソースネクストが提供する、録音した音声を文字起こしして編集・共有までできる文字起こしAI。OpenAI社の音声認識エンジン「Whisper」を一部で採用するなど、最適なエンジンを実装することで高い文字起こし精度を実現している。
(C)SOURCENEXT CORPORATION
関連情報
https://sourcenext.co.jp/pressrelease_html/JS/2023/2023080101
構成/清水眞希