交通事故を引き起こすだけでなく、交通渋滞の要因となるほか緊急車両の通行妨害にもなる路上駐車。この10年あまりで路上駐車をする人はどれくらい減ったのか?また、ドライバーが路上駐車をしてしまう理由とは?
パーク24はこのほど、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員5949名を対象に、「路上駐車」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
2年以内の路上駐車経験者比率が10年前より19ポイント減少
「路上駐車が原因で危険を感じた経験はあるか」と質問したところ、92%が「ある」と回答した。アンケートを開始した2013年以降、毎回約9割となっており、傾向に変化はない。
「2年以内に路上駐車をしたことがあるか」と質問したところ、「ある」と回答した人は26%で、路上駐車に関する意識調査を開始した2013年と比較すると19ポイント減少した。路上駐車の経験者比率は3年連続3割を下回る結果となっており、減少傾向にある。
路上駐車をした理由は、「駐車場にとめるほどの時間ではなかった」が51%で最多だった。また、「近くに駐車場がなかった」(29%)、「駐車場が満車だった」(3%)と回答した人が一定数おり、とめたくてもとめられない状況であったことがうかがえる。
出典元:パーク24株式会社
構成/こじへい