④ライディングパンツ
バイク専用のパンツと一般的なパンツの違いは、プロテクターの有無や生地の丈夫さ、バイクの操作時の動きやすさなどにあります。また多くは熱で溶けにくい素材で作られているため、エンジンにあたって溶けたり火傷したりといったトラブルも防いでくれます。
膝のみにプロテクターが付いている製品も多いのですが、より安全性にこだわる方は、腰にも付いているものがおすすめです。
メーカーや製品によってサイズ感やフィット感がまったく違うため、購入前に試着をした方が失敗が少ないですよ。
⑤ライディングブーツ
ライディングブーツはくるぶしやつま先を保護する機能を持ち、怪我を防ぐだけでなく、ギアチェンジなどの操作時の疲労を軽減する構造になっています。
最近のライディングブーツはデザインも様々。オーソドックスなレザーブーツ以外にも、スニーカー風だったりスポーティだったり、さらにはアウトドアライクだったりとライダーの個性に合わせて選べるのです。
さらには雨天時の浸水を防ぐ防水構造だったり、ボタン操作で簡単に脱着できるBoaダイアルが付いていたりと機能面でも充実しています。ファッションや目的地に合わせて、何足でも欲しくなっちゃいますね!
⑥レインウェア
近年、急に天候が崩れるシーンが増えています。走行中は薄手のレインウェアでは浸水してしまうため、耐水圧は少なくとも10,000mm、可能であれば20,000mm以上の製品を選びましょう。
また、雨の日は日光が少ないため、暗い色のレインウェアは視認性が悪くなってしまいます。他の車から見落とされないよう、明るい色や、反射材付きのレインウェアを選ぶのがおすすめです。
⑦バッグ・パニアなど
バイクを運転する際、中には財布をそのままポケットに入れているライダーもいますが、落としてしまうリスクがあり大変危険です。
バイク用品メーカーからは、様々な容量やデザインのバッグが販売されています。
例えば貴重品のみを身軽に身につけたい方はウエストバッグ、荷物量が多い方はザック、身体の負担を減らしたい方はシートバッグやパニアなど、目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。
適切なアイテム選びで安全なツーリングを!
以上がツーリングの必須アイテム7選でした。
初めてバイクを買う時は、どんな装備から揃えるべきかわからないものです。何を隠そう筆者自身、バイクに乗り始めた直後は専用品があると知らず、軍手(!)を装着してツーリングに出かけていたのですから…!
バイク専用のアイテムはツーリングを快適にしてくれるだけでなく、万が一の際にライダーの体を守ってくれる優れものです。一気に買うのはお財布にちょっぴり厳しいのですが、楽しいバイクライフのため、是非全部そろえてツーリングに出かけてくださいね!
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集/inox.