「OK、Google」の掛け声でさまざまなことができる「Google アシスタント」機能。実際に使ったことがないという人でも、掛け声自体は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
Google アシスタント機能は、ほとんどのAndroidスマートフォンで利用できるほか、対応しているイヤホンなどでも利用できます。中でも、自宅で過ごす時間を快適にするためのデバイスとしておすすめなのが、「スマートスピーカー」と呼ばれる製品です。
そこで、現在販売されているGoogleスマートスピーカーの種類や、Googleスマートスピーカーでできることについてご紹介します。
現行のGoogleのスマートスピーカーにはどんな種類がある?
Googleの公式サイトより販売されている〝純粋な〟スマートスピーカーは、「Google Nest Audio」、「Google Nest Mini」の2種類。以前のモデルは「Google Home」という名称がつけられていましたが、現在はGoogleのスマートホームデバイス全体が「Nest」シリーズとして統一されています。
Google Nest Audioは、ウーハーやツイーターを搭載し、スマートスピーカーとしてだけでなく、一般的なワイヤレススピーカーとして使っても満足度の高い音質が特徴の製品。一方、Google Nest miniは、高さ42mm、直径98mmのコンパクトサイズで、自宅内に設置しやすいのが魅力です。
上記2モデルが純粋なスピーカーなのに対し、スマートスピーカーにディスプレイも搭載し、スマートディスプレイと呼ばれる製品が、「Google Nest Hub(第2世代)」と、「Google Nest Hub Max」の2製品。それぞれ7インチ、10インチのタッチディスプレイが搭載されており、Google フォトの表示なども行えます。
また、2023年6月に発売された「Google Pixel Tablet」は、購入時に「充電スピーカーホルダー」が同梱されており、セットするとスマートディスプレイのようにも使用できます。Googleのスマートスピーカーを購入する場合は、これらの製品か選ぶことになるでしょう。
Googleのスマートスピーカーではなにができる?
では、Googleのスマートスピーカーを使ってできることを紹介していきます。自宅の環境によってできることは変わりますが、スマートスピーカーだけでできる便利な操作もあるので、ぜひチェックしてみてください。
Googleのスマートスピーカーでできること①音楽の再生
スピーカーというだけあり、Googleスマートスピーカーは音楽の再生が可能。搭載されているドライバーなどが違うため、音質は製品によって様々ですが、いずれも簡単に音楽の再生ができます。
もちろん、「OK、Google」の一声で音楽の再生を開始することもできます。曲名や音楽のジャンルを指定して再生することもできるので、自宅内にBGMが欲しい時などに便利です。
Googleのスマートスピーカーでできること②ニュース、天気予報のチェック
Googleスマートスピーカーはインターネット(Wi-Fi)に接続して使用するため、その日のニュースや天気予報をチェックすることができます。
朝の準備時間など、なかなかスマートフォンやPCの画面をしっかりと見るタイミングがないシーンでも、一声でその日の情報を音声案内してくれます。
Googleのスマートスピーカーでできること③アラーム、タイマーの設定
実際にGoogleスマートスピーカーを使っていて、特に使用頻度の高い機能が、アラームやタイマーの設定でしょう。「OK、Google。明日9時に起こして」や、「OK、Google。3分計って」というように、手元で操作をしなくても設定ができるのが特徴です。
料理をする際には、手が離せなかったり、手が汚れていてスマートフォンを操作できないシーンがあるはず。こういうシーンでも、声で操作できるGoogleスマートスピーカーがあると便利でしょう。ただし、Googleスマートスピーカーはいずれのモデルも、防水性能を有していないので、水回りでの使用には注意が必要です。
Googleのスマートスピーカーでできること④自宅内のスマート家電を操作
自宅に対応している家電がある場合、もしくは「スマートリモコン」のような製品がある場合に限定されますが、声の操作で家電製品をコントロールできるのも、Googleスマートスピーカーの特徴です。
テレビやエアコンを登録しておけば、一声かけるだけでオン/オフが切り替えられるため、多数のリモコンを机の上に並べておく必要もなくなります。登録した家電製品は、「Google Home」アプリからもコントロールできるので、屋外からエアコンの電源をつけるといった使い方もできます。
※データは2023年7月下旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦