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やっぱり加入すべき?au損保の自転車保険でどんなメリットがあるのか調べてみた

2023.08.06

自転車事故のようなもしもの事態に備え、「被害者の保護」と「加害者の経済的負担軽減」のため、自転車保険への加入を義務化する自治体が増えていることをご存じでしょうか。

各自治体の条例では、主に「加害事故を起こした時に被害者に対する賠償金などを補償する保険(個人賠償責任補償)」に加入することが定められている場合があるようです。

これから自転車保険への加入を検討している人、どの保険が自分に適しているか探しているという人のために、本記事では「au損保」の自転車向け保険について紹介していきます。

auユーザー以外も加入できるau損保の自転車保険

auといえば通信事業者のイメージがある人は多いでしょう。そのため、au損保も「au回線ユーザーしか加入できない」と思いがちですが、携帯回線と紐づけなくても、自転車向け保険などに加入することができます。支払いには、クレジットカードやコンビニ払い、「au PAY」が利用でき、au/UQ mobile/povoユーザーの場合は「auかんたん決済」による支払いも可能です。

au損保の自転車保険には、交通事故の補償をしてくれる「Bycle(バイクル)」、「Bycle Best(バイクル ベスト)」のほか、70歳から89歳の方を対象とする「Bycle S(バイクル エス)」があります。ここでは、「Bycle」、交通事故に加え日常生活で起きる事故の補償もしてくれる「Bycle Best」の2種類の補償内容を見ていきましょう。

au損保の自転車保険「Bycle」、「Bycle Best」の違いは?

Bycle、Bycle Best共通の補償内容としてまず挙げられるのが、加害事故を起こした時の補償。自転車で接触して相手にケガをさせてしまったり、停車中の車に自転車でキズをつけてしまった場合などの、個人賠償責任を補償してくれます。

また、水漏れでマンションの階下の部屋を水浸しにしてしまう、買い物中にお店の商品を壊してしまうなど、自転車とは関係のない部分の補償もついています。加害者となってしまった場合には、au損保が代わりに相手側と交渉してくれる、示談代行サービス(賠償事故解決特約)もついています。

au損保の自転車保険に加入したユーザー自身がケガをした場合の補償も、2プラン共通でついています。自転車同士での接触事故によるケガや、自転車走行中に誤って電柱にぶつかってケガをした場合などに、入院保険金や手術保険金、通院保険金といった補償が受けられます。自転車走行中以外でも、車と接触したり、駅構内で転倒してケガをした場合などに、補償が受けられます。

そのほか、24時間365日いつでも、追加費用なしで年に4回まで、50kmまでであれば、全国のほとんどの地域で自転車のロードサービスが利用できます。

Bycle Bestのみについているのが、日常生活中に起きてしまった事故で負ったケガの補償。自宅内で転倒したり、公園で転んでケガをしてしまった場合、スポーツ、レジャー中にケガをしてしまった場合などの補償が受けられます。

【参照】au損保 自転車向け保険 補償内容

au損保の自転車保険「Bycle」、「Bycle Best」は家族全員の補償もできる

Bycle、Bycle Bestでは、どちらもケガの補償対象が被保険者本人1人のみの「本人タイプ」、被保険者本人に加え、被保険者本人の配偶者、その他の親族が補償対象となる「家族タイプ」、被保険者本人とその他の親族が対象となる「本人・親族タイプ」の3種類から選択ができます。

au損保の自転車保険は計4つのコースから選択可能

Bycle、Bycle Bestには、それぞれ補償金額等に違いがある「ブロンズコース」「シルバーコース」「ゴールドコース」の3つに加え、「ブロンズコース」には加害事故の補償を外して、保険料を抑えられる「個人賠償責任なしコース」の計4つが用意されています。加害事故の補償を外して契約した場合には、示談代行サービス(賠償事故解決特約)も対象外になります。

例えば、死亡・後遺障害の保険金額がブロンズコースの場合は250万円、シルバーコース、ゴールドコースの場合は400万円。入院一時金はブロンズコースだとなし、シルバーコースだと2万円、ゴールドコースだと5万円のように、コースによって補償内容が変わります。細かい内容については、下の表をご確認ください。

【参照】au損保 自転車向け保険 保険金額と保険料

au損保の自転車保険「Bycle」、「Bycle Best」の月額料金は?

では、Bycle、Bycle Bestに加入した場合の保険料を見ていきましょう。

Bycleでは、ブロンズコースの1年契約だと本人タイプが340円/月(一時払3790円)、家族タイプが680円/月(一時払7440円)、本人・親族タイプが570円/月(一時払6200円)。2年契約は一時払いのみの支払いとなっており、本人タイプが6820円、家族タイプが1万3380円、本人・親族タイプが1万1160円となります。

シルバーコースでは、1年契約の本人タイプが590円/月(一時払6410円)、家族タイプが1280円/月(一時払1万3980円)、本人・親族タイプが1030円/月(一時払1万1300円)。2年契約だと本人タイプが1万1520円、家族タイプが2万5150円、本人・親族タイプが2万320円となります。

ゴールドコースの場合、1年契約の本人タイプが1130円/月(一時払1万2300円)、家族タイプが2010円/月(一時払2万1980円)、本人・親族タイプが1680円/月(一時払1万8470円)。2年契約だと本人タイプが2万2130円、家族タイプが3万9560円、本人・親族タイプが3万3240円となります。

Bycle Bestの場合、ブロンズコースの1年契約が、本人タイプで780円/月(一時払8480円)、家族タイプで2300円/月(一時払2万5010円)、本人・親族タイプで1850円/月(一時払2万60円)。2年契約だと本人タイプが1万5270円、家族タイプが4万5010円、本人・親族タイプが3万6100円です。

シルバーコースでは、1年契約の本人タイプが1470円/月(一時払1万6050円)、家族タイプが4600円/月(一時払5万260円)、本人・親族タイプが3620円/月(一時払3万9520円)。2年契約だと本人タイプが2万8870円、家族タイプが9万460円、本人・親族タイプが7万1110円となります。

ゴールドコースでは、1年契約の本人タイプが2260円/月(一時払2万4590円)、家族タイプが6280円/月(一時払6万8440円)、本人・親族タイプが4990円/月(一時払5万4330円。)2年契約だと本人タイプが4万4230円、家族タイプが12万3170円、本人・親族タイプが9万7770円となります。

【参照】au損保 自転車向け保険 保険金額と保険料

※データは2023年7月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※商品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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