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想像以上の進化を遂げた大空間サルーン、新型「アルファード」「ヴェルファイア」を徹底検証

2023.08.05

高級車需要をセダン、サルーンから奪い、新たな高級車像を確立させたのが、先代アルファードだった。とくに2017年12月のビッグチェンジでは先進運転支援機能=トヨタセーフティセンスを充実させたほか、アルファードの顔つきを一段と立派にしつつ、走行性能や装備類まで大きく進化。その地位をより強固にした結果、今や国産ハイエンドミニバンを望む一般ユーザーはもちろん、多くのVIP、会社役員、芸能人にまで愛用されている”大空間サルーン”なのである。

先代アルファード&ヴェルファイアと筆者

想像以上の進化を遂げた4代目アルファード&3代目ヴェルファイア

2023年6月21日に発売された4代目アルファードと、ある意味”復活”を遂げたと言っていい3代目ヴェルファイアは、そうした需要に応えるべく、現行ノア&ヴォクシー同様に、企画から生産まで一貫してトヨタ車体が手掛けた想像以上の進化を果たした新型と断言できる。

新たにトヨタ最新のTNGA、GA-Kプラットフォームを採用したボディサイズは全長4995×全幅1850×全高1935~1945mm、ホイールベース3000mm。つまり、先代比で全長が45~60mm長くなっただけで、多くの機械式駐車場への入庫が可能なサイズに収まり、全高はむしろ5~15mm(タイヤサイズによる)低くなっている。全長拡大はともかく、先代ユーザーが違和感なく乗れるボディサイズが維持されている。新型の設計基準となった17インチタイヤで言えば、最小回転半径は先代の5.8mから17/18/19インチともに5.9mとわずかな拡大だ。

エクステリアデザインで特徴的なのは、逆スラントさせた巨大なフロントグリルで、一段と堂々感、押し出し感ある佇まいを、抑揚あるボディサイドとともに実現。アルファードの顔つきは1種類だが、ヴェルファイアは実は2種類の顔を持つ。具体的にはスモークメッキ(エグゼクティブラウンジ)と漆黒メッキ(Zプレミア)がグレードによって使い分けられ、ともにブラックボディと組み合わされると、ワイルドな表情はさらに際立つ印象だ。

現時点のパワーユニットはアルファードが2.5L ガソリン、182ps、24.0kg-m、および、2.5Lエンジン+2モーターのハイブリッド、エンジン190ps、24.1kg-m、Fモーター182ps、27.5kg-m(2WD)、リヤモーター54ps、12.3kg-m(4WD)の2種類。それぞれに先代のHVになかった2WDと4WD(ガソリン車)/E-Four(HV車)が用意される。

一方、3代目となって、アルファードとは違う走りのスポーティさ、アグレッシブさが与えられた価格レンジもワンランク上になったヴェルファイアは2.5Lエンジン+2モーターのハイブリッドと、アルファードにないハイオクガソリン仕様の2.4Lガソリンターボ、279ps、43.8kg-m+8ATの2種類となる。全車、ハイブリッドのシステム出力が先代の197psから250psへと、大幅にアップしている点にも注目だ。

グレード構成は、現時点では上級グレードのみとなり、アルファードがエグゼクティブラウンジとZ、ヴェルファイアはエグゼクティブラウンジとZプレミアが揃う。Zは先代同様、エグゼクティブパワーシートを備えた上位から2番目のグレードである。そう、比較的買いやすかった、先代にあった2列目席リラックスキャプテンシート、ベンチシート(レンタカー需要も大きい)仕様は、今後の展開になると予想される。

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