MMDLaboが運営するMMD研究所は、予備調査では15歳~69歳の男女7000人、本調査では通信キャリアのスマホ教室参加経験者200人を対象に「スマホ教室・パソコン教室に関する調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
スマホ教室の参加経験は8.3%、パソコン教室の参加経験は13.9%
15歳~69歳の男女7000人を対象に、スマホ教室・パソコン教室の参加経験を聞いたところ、スマホ教室に「参加したことがある」と回答したのは8.3%、パソコン教室に「参加したことがある」と回答したのは13.9%となった。
年代別でスマホ教室の参加経験をみると、「参加したことがある」割合は20代(n=1086)が15.1%と最も割合が高く、次に10代(n=472)が11.9%、30代(n=1170)が10.8%となった。
続いて、パソコン教室の参加経験をみると、「参加したことがある」割合は20代(n=1086)が17.1%と最も割合が高く、次に30代(n=1170)が14.8%、60代(n=1282)が14.4%となった。
次にスマホ教室に参加したことがある578人を対象に、参加したスマホ教室を複数回答で聞いたところ、「ドコモ」が45.7%と最も多く、次に「ソフトバンク」が26.3%、「au」が24.6%となった。
スマホ教室は「スマホの基本操作」、パソコン教室は「Word、Excel、PowerPointの使い方」が人気
スマホ教室に参加したことがある578人を対象に、参加した内容を複数回答で聞いたところ、「スマートフォンの基本操作」が33.2%と最も多く、次に「メールの使い方」が30.3%、「カメラの使い方」が28.2%となった。
パソコン教室に参加したことがある970人を対象に、参加した内容を複数回答で聞いたところ、「Word、Excel、PowerPointの使い方」が41.0%と最も多く、次に「パソコンの基本操作」が32.0%、「キーボードの使い方」が22.1%となった。
スマホ教室への参加意向は24.4%、参加したい内容は基本操作や他デバイスとの接続など
15歳~69歳の男女7,000人を対象に、スマホ教室に参加したいと思うか聞いたところ、「参加したいと思う」と回答したのは24.4%となった。
スマホ教室への参加意向がある1,709人を対象に、参加したい内容を複数回答で聞いたところ、「スマートフォンの基本操作」が30.7%と最も多く、次に「他デバイスとの接続の仕方」が28.6%、「カメラの使い方」が21.4%となった。
年代別で参加したいスマホ教室の内容をみると、10代(n=152)は「契約の手続き方法」、20代(n=282)、30代(n=257)、50代(n=316)、60代(n=351)は「スマートフォンの基本操作」、40代(n=351)は「他デバイスとの接続の仕方」がそれぞれトップとなった。
通信キャリアのスマホ教室参加経験者の参加回数は「1回」が31.0%
予備調査から抽出した、通信キャリアのスマホ教室参加経験者200人を対象に、今までスマホ教室に参加した回数を聞いたところ、「1回」が31.0%と最も多く、次に「2回」が25.0%、「3回」が24.0%となった。
続いて、スマホ教室に参加しようと思ったきっかけを複数回答で聞いたところ、「スマートフォンを使えるようになりたいから」が26.5%と最も多く、次に「スマートフォンでアプリを使いたいから」が23.5%、「スマートフォンについてもっと知りたいから」と「スマートフォンで使いたい機能があったから」が21.0%となった。
スマホ教室をすすめてきたのは「配偶者」「友人」「職場の人」
通信キャリアのスマホ教室参加経験者200人を対象に、スマホ教室の参加をすすめられた経験を聞いたところ、「ある」と回答したのは76.5%となった。
続いて、スマホ教室の参加をすすめたい人がいるか聞いたところ、「いる」と回答したのは78.0%となった。
スマホ教室の参加をすすめられた153人を対象に、誰にすすめられたか複数回答で聞いたところ、「配偶者(夫、妻)」が49.0%と最も多く、次に「友人」が25.5%、「職場の人」が24.8%となった。
次に、スマホ教室の参加をすすめたい人がいる156人を対象に、誰にすすめたいか複数回答で聞いたところ、「配偶者(夫、妻)」が40.4%と最も多く、次に「親」が22.4%、「友人」が20.5%となった。
関連情報
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2235.html
構成/清水眞希