連日続く猛暑で、自動販売機を利用する頻度が高くなっているという人も多いと思う。では地域によって自動販売機で購入する頻度はどのくらい違いがあるのだろうか。
自動販売機の販売&運用支援「KAKUDAI」サービスを提供する、ダイレクト・ホールディングスは、直近1年以内に自動販売機の利用をしたことがある全国の20代〜60代男女11,041名に自動販売機についての調査を実施した。
エリアによって購入頻度の違いはあるのか!?自販機利用調査「東日本編」
自動販売機の利用頻度をエリア別に集計したところ、北海道では『ほぼ毎日』『週に3回以上』利用するという人はそれぞれ10%未満となり、『月に数回』程度から『月に1回以下』までで、71.5%を占める結果となっている。
東北エリアでも北海道同様、『ほぼ毎日』『週に3回以上』利用するという人はそれぞれ10%未満となり、『月に数回』程度から『月に1回以下』までで、66.4%を占める結果となった。
寒い地域ならではなのか、広大な面積のために自動販売機の運用が困難で台数自体が少ない、車社会のためにお店などで飲料や食べ物を購入する機会の方が多いことなども利用頻度が低い原因として考えられる。
首都圏となる、北関東エリアでは『週に3回以上』利用する人が10%を超えたものの、その他の割合としては北海道、東北、と大きな差は見られなかった。
まだ北関東のエリア的には寒冷地・面積などと共通点は多くあるので、そういった点でも利用頻度についても似た傾向になるのかもしれない。
都心地である南関東エリアでの利用頻度は、『週に3回以上』がおよそ15%と他エリアに比べ、最も割合が高い結果となった。
また興味深いのは、『月に数回程度』から『月に1回以下』では60.9%と、北海道に比べ11%も少ない結果となり、都心地での自動販売機の台数、生活環境などの違いから、自販機に接触する機会が多いのかもしれない。
最後に、東海エリアではエリアの特性なのか、他東日本エリアと比較して、平均値的な利用頻度であることが判明。約3人に1人は、週に1回以上の利用があり、3人に1人が月に1回以上の利用をし、3人に1人以上が月に1回以下の利用頻度という結果に。
利用頻度エリア別(東日本編)では、地域の特性が垣間見える結果となった。土地柄、生活環境や自動販売機運用の難しさがあったり、気象上の影響などもあるのかもしれない。
調査概要
調査期間:2023年4月21日〜2023年4月24日
調査方法:インターネット調査
調査人数:11,041名
調査対象:1年以内に自動販売機の利用がある全国20代~60代男女
モニター提供元:Find Wow
関連情報:https://kakudai-series.jp/
構成/Ara