象印マホービンは、煙やニオイを抑える「高性能触媒フィルター」を搭載した「マルチロースター(EF-WA30)」を9月1日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は21,780円前後。
「マルチロースター(EF-WA30)」は、魚から、肉、野菜まで、多彩なグリル料理を1台で楽しめる調理家電。同社では、これまで「フィッシュロースター」として展開してきたが、近年、魚だけでなく様々な食材の調理に使用されている状況をふまえ、「マルチロースター」として発売する。
なお、発売にあたりアンケートを実施したところ、使用されているフィッシュロースターの不満点として「汚れが取れない」「調理中のニオイが気になる」「ふたの分解と取り付けがむずかしい」「庫内のニオイが取れない」などが上位を占めた。また、買い替える際の魅力に感じるポイントとして「高性能のフィルターで調理中のニオイを分解、脱臭」「分解&取り付けが簡単で手間がかからない」「隅々までお手入れできる分解丸洗い構造」の項目が選ばれたという。
そこで、新製品では、煙やニオイを抑える「高性能触媒フィルター」を搭載。触媒フィルターで煙やニオイ成分を軽減することができる(煙やニオイ成分の軽減は、触媒フィルター単体の試験結果であり、実使用とは異なる。軽減率は触媒フィルターあり、なしでの同社調べ)。
さらに、分解&取りつけ簡単でお手入れしやすい「ワンタッチ着脱ふた」を採用。背面上部のプッシュボタンを押しながら引き上げると、簡単にふたを取り外すことができるのだ。しかも、分解したふた、ステンレス製焼き網、こんがり反射板、水受皿はすべて丸洗い可能なので、気になる汚れをしっかり取り除くことができる。
このほか、皮はパリッと中はふんわり焼ける「こんがり反射板」も搭載。35cmのサンマが3尾丸ごと同時に焼ける「ワイド庫内」や、高さを2段階に調節できる「ステンレス製焼き網」も採用する。
外形寸法は約幅49.5×奥行27×高さ19.5cm、質量は約4.6kg。消費電力は1,100W。本体色はチャコール。
製品情報
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/multi_roaster/ef-wa/
構成/立原尚子