Metaは、Instagramにおいて、クリエイターがファンのサポートを通じて毎月一定の収益を上げることができる機能「サブスクリプション」を提供する国を拡大し、日本でも順次利用できるようになると発表した。
同機能は、昨年11月に米国で正式に導入して以来、イギリス、カナダ、オーストラリアでテストを行なっていたもので、日本の利用者は、対象国のクリエイターが提供しているサブスクリプションを登録することのみ可能だった。
Metaでは、同機能を今後数週間のうちに日本を含む10カ国に提供を拡大。利用要件を満たしているクリエイターは、サブスクリプションを通じて収益を得られるようになる。
クリエイターは、この機能を利用することで、登録者に対して限定コンテンツなどの特典を提供することができるようになり、熱心なファンやフォロワーとより深い関係を築くと同時に、定期的に収入を得ることができる。月額料金はクリエイター自身が設定することが可能で、利用を開始すると、プロフィールに「サブスクリプション」ボタンが表示される。
なお、クリエイターがサブスクリプションを通じて登録者に提供できる特典は、限定コンテンツ(フィード投稿、ストーリーズ、リール動画、ライブ配信)、登録者限定のハイライト、登録者向けの一斉配信チャンネルとチャット、登録者バッジとなる。
関連情報
https://about.meta.com/ja/technologies/instagram/
構成/立原尚子