誤解を恐れずに言えば、TwitterがYouTubeのようになっている。
つまり、サブスクリプションや広告収益分配を実施してユーザーに利益還元してくれるSNSに変貌しているのだ。これは日本人にとっては素晴らしい頼りである。
なぜ「日本人にとっては」かというと、日本人は世界一Twitterの好きな人々だからだ。
これは誇張ではない。イーロン・マスク氏も日本人のTwitter好きに言及している。我々はFacebookのユーザーよりもTwitterのユーザーのほうが多い国に住んでいることを自覚しなければならない。
以上を鑑みた場合、近いうちに日本では「Twitter長者」が続出するということが考えられる。
Twitter収益化の条件
さて、この記事は2023年7月24日日本時間17時頃に執筆している。
メディアライターは難儀な商売である。せっかく書いた記事も、入稿直後に古くなってしまう。そしてTwitterも、いよいよその名称が変更されようとしている。
— Elon Musk (@elonmusk) July 25, 2023
我々が長年慣れ親しんだ青い鳥も解雇されてしまうようだ。
しかしこの記事では、便宜上「Twitter」という名称で統一させていただきたい。
Twitterは7月13日、広告収益分配に関する発表を行った。条件を満たせば、YouTubeのように日々の投稿が収入になる。
収益分配の条件は、
・Twitter BlueまたはVerified Organizationsに登録していること
・過去3ヶ月以内の投稿のインプレッションが1,500万回(3ヶ月連続で500万回)
である。なおかつ利用規約とポリシーの遵守、そしてTwitterによる審査を通過して初めて収益を受け取れる仕組みだ。