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Twitter改めXの広告収入分配によって日本人クリエイターの活躍の場は広がるか?

2023.07.29

誤解を恐れずに言えば、TwitterがYouTubeのようになっている。

つまり、サブスクリプションや広告収益分配を実施してユーザーに利益還元してくれるSNSに変貌しているのだ。これは日本人にとっては素晴らしい頼りである。

なぜ「日本人にとっては」かというと、日本人は世界一Twitterの好きな人々だからだ。

これは誇張ではない。イーロン・マスク氏も日本人のTwitter好きに言及している。我々はFacebookのユーザーよりもTwitterのユーザーのほうが多い国に住んでいることを自覚しなければならない。

以上を鑑みた場合、近いうちに日本では「Twitter長者」が続出するということが考えられる。

Twitter収益化の条件

さて、この記事は2023年7月24日日本時間17時頃に執筆している。

メディアライターは難儀な商売である。せっかく書いた記事も、入稿直後に古くなってしまう。そしてTwitterも、いよいよその名称が変更されようとしている。

我々が長年慣れ親しんだ青い鳥も解雇されてしまうようだ。

しかしこの記事では、便宜上「Twitter」という名称で統一させていただきたい。

Twitterは7月13日、広告収益分配に関する発表を行った。条件を満たせば、YouTubeのように日々の投稿が収入になる。

収益分配の条件は、

・Twitter BlueまたはVerified Organizationsに登録していること
・過去3ヶ月以内の投稿のインプレッションが1,500万回(3ヶ月連続で500万回)

である。なおかつ利用規約とポリシーの遵守、そしてTwitterによる審査を通過して初めて収益を受け取れる仕組みだ。

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