なまはげ発祥の男鹿半島や、きりたんぽ・稲庭うどんといったご当地グルメなど知られる秋田県。同県において、居住する人からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街は、いったい、どこなのだろうか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<秋田県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<秋田県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、秋田県に居住する20歳以上の男女計5,185名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキングの1位は秋田市、住みたい街ランキングの1位は仙台市
街の住みここちランキングにおいて、1位は4年連続で秋田市となった。秋田市は、行政機関が集積し、商業施設も揃っており、秋田新幹線・秋田自動車道・秋田空港・秋田港など交通インフラも整っている県庁所在地だ。一方、秋田城や久保田城などの史跡が公園として整備されるなど市民の憩いの場もあり、偏差値70台の高い評価で1位に輝いた。
以下、2位が横手市、3位が仙北郡美郷町、4位が大仙市、5位がにかほ市と続いた。
住みたい街ランキングでは、宮城県仙台市が5.2%の高い得票率で1位に輝いた。2位~4位も、昨年と同じ結果だった。2位の秋田市と5位の北秋田市以外は、秋田県以外の自治体が並ぶ結果となっている。
「住みたい街が特にない」が55.5%、「今住んでいる街に住み続けたい」が15.8%と合計71.3%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多いことが見て取れる。
このほか、街の住みここちランキングにおける因子別順位は、以下の結果となった。
構成/こじへい