15,275.01平方kmという、県としては日本一広大な面積を誇る岩手県。同県において、居住する人からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街は、いったい、どこなのだろうか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<岩手県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<岩手県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、岩手県に居住する20歳以上の男女合計6,535名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、住みたい街ランキング、ともに1位は盛岡市
街の住みここちランキングにおいて、1位は4年連続で盛岡市となった。盛岡市は、城下町として栄えた風情を今なお残し、3つの一級河川が流れる自然豊かな街だ。一方でショッピングモール「MOSSビル」や、「クロステラス盛岡」をはじめとする商業施設が充実し、市内の移動手段として路線バスも選択できる。
トップ5は、昨年に引き続き盛岡市と、盛岡市に隣接する滝沢市・紫波郡紫波町・紫波郡矢巾町が並び、今年も高評価となっている。
住みたい街ランキングにおいても、6.2%の高い得票率で、盛岡市が1位に輝いた。2位も、5.0%の高い得票率で仙台市となった。5位には沖縄市が初ランクインしており、2位~5位は県外の自治体という結果になっている。
「住みたい街が特にない」が51.3%、「今住んでいる街に住み続けたい」が17.0%で合計68.3%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多いと見て取れる。
このほか、街の住みここちランキングにおける因子別順位は、以下の結果となった。
構成/こじへい