タムロンは、ニコンZマウント用「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)」の開発を発表した。
「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)」は、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応ニコンZマウント用ズームレンズとして、初めて(※)開放F値 F2を広角端で達成した、準広角35mmから望遠150mmのポートレートズームレンズ。
35mmで周囲の景色を含めた全身の人物撮影から、150mmでは表情や視線を重視したバストアップの撮影まで、中望遠の85mmを中心にポートレート撮影で最適とされる焦点距離を、レンズ交換することなく幅広くカバーすることができる。
また、リニアモーターフォーカス機構「VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)」の採用により、大口径ながら高速・高精度なAFを実現。さらに、写真・動画撮影の可能性を広げる、独自開発の専用ソフトウェア「TAMRON Lens Utility」にも対応する。
2023年秋頃を発売予定で、価格は現在のところ未定。なお、ソニーEマウント用は2021年10月28日に発売済だ。
※2023年6月時点。同社調べ。
関連情報
https://www.tamron.com/jp/consumer/
構成/立原尚子