この酒に高速一瞬!カーツさとうのツマミ教室
第六発目「アナーキーだぜパンク冷奴!」
連載6回目にして、この連載の裏テーマをやっと決めました!
料理のマニュアル的な表のテーマは“とにかく簡単”っていうので確立してんだけど、裏というか、魂の部分のテーマっていうのか、それを決めました。
それが『パンク』です! もうパンクで型破りなツマミを毎回作る!
で、今回の酒は、今爆発的に売れてるキリンの『氷結・無糖 レモン』!
↑『氷結・無糖 レモン』500ml 近所のスーパーで税込176円でした~!
無糖な分、口中から喉を通り抜ける時がスキッとしてて、レモンの酸味もよくわかる。キンキンに冷やすとサイコー。なんで、ツマミもキンキンに冷えたヤツを考えました。キンキンに冷えたパンクなツマミだ!
それが『パンク冷奴』。どこがパンクかって、大量のパンクならぬパン粉がかかってる冷奴。
「なんだよ、いきなりオヤジギャグかよ」
という感想もあるだろうが、元ピストルズのジョニー・ロットンなんてもう67才だぜ。すでにパンクってオヤジなんだよ。まぁ若いヤツは、きれいごと並べたおためごかしの人生応援ソングみたいの歌ってろ! なんか今のバンドの歌ってそんなのばっかだもんな~。
今回の食材は、木綿豆腐/一丁。ピーマン/2コ。パン粉/お茶碗超軽く一杯。
↑メインの食材。写真ではピーマン3ツ写ってるけど、実際使うのは2ツね。ま、そんなこといったら、パン粉だって袋全部は使わないワケだけどさ。
あと調味料として醤油、お酢、ゴマ油、砂糖。調味料の分量は後で説明します。
さぁ~調理開始。
まず、豆腐の下準備。豆腐ってスーパーとかで売ってるのは、プラの容器に入ってるから、その上のフィルム剥がして、中の水を捨てる(こんなことまで説明する料理レシピって普通ないぞ)。で、そのプラ容器に水道の水いれて豆腐を水ですすいで水を捨てる。
その容器の中に入った豆腐に包丁の切っ先入れて、写真のように12等分に切って、冷蔵庫の冷凍庫に入れて冷やす。豆腐って、切った方が断面というか表面積が多くなって、水が抜けやすくなるんだよね。
↑まず最初は上下に二等分。続いて左右に二等分。左右二等分した部分をさらに三等分すると12等分になるんですが、わかんなきゃテキトーでもいいよ。
豆腐を冷やしてるあいだにピーマン2コをミジン切りにする。ミジン切りのやり方はイラストで説明したんでそれを見てちょうだい。
ミジン切りのピーマンをボールでも小鉢でもいいから容器に入れて、そこに砂糖を、目分量でピーマンの三分の一くらいの量入れる。
↑だいたいピーマンと砂糖の量の比率はだいたいこんな感じ。写真の砂糖は三温糖だけど、グラニュー糖でもなんでもよし。量も厳密なこといいません、だいたいでいいよ。
続いてそこに、醤油をピーマンがヒタヒタになるくらいの量入れる。続いて、お酢を今入れた醤油の半分くらい量入れるぁさらにゴマ油を今入れたお酢と同量くらい入れる。で、これをスプーンかなんかでよく混ぜて、これも冷凍庫にいれて冷しとけ!
↑ピーマン、砂糖、醤油、酢、ゴマ油を混ぜたヤツはこんな感じになります。